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日常のモヤモヤを忘れるため、「陸の孤島・船浮」へ行こう。-沖縄・西表島-

アフターコロナになって、外出する人が増えた気がする。土日はショッピングモールにも人、テーマパークにも多くの人がいる。しかし、街に人が少ない状況が数年続いたので「人疲れ」する人もいるだろう。

「どこか。人に会わず、ゆっくりできる場所はないか?」

日常にある無数のモヤモヤを忘れるために、「秘密のアジト」へ行きませんか?その場所は島から船でしか訪れることが出来ない。ガイドブックにも載らない「陸の孤島・船浮集落」を紹介する。

船浮集落は、西表島にあるわずか人口40人ほどの小さな集落。上原港からバスに乗って、島の道路の終点・白浜港から船で10分ほどで到着する。小さな集落のため、商店や宿泊施設など最低限の設備のみが存在しているが、のんびりとした時間を楽しめる。

私が泊まった「かまどま荘」の部屋がこちら。

暖簾を潜って入る部屋にいると、小鳥の鳴き声が聞こえてくる。

日々の生活からとはかけ離れた1日が船浮にはある。
ここで昼寝をしても良いし、散歩して「イダノ浜」も見に行っても良い。

波の音を聞きながら、岩の上で考え事をしていると
東京で考えていたことがちっぽけなことなのではないかと思える。
自然を見るだけで心がリフレッシュされるから不思議だ。

船の営業が終わると、夜は動物の鳴き声と波の音だけが聞こえる空間になる。港にあるベンチでコーヒーを飲みながら、星空を見るだけでも心が休まる。流れ星を見ていると長い1日もあっという間。

もちろん、船浮には目新しいものはない。イダノ浜でシュノーケリングと夜に星空鑑賞するだけで1日は終わる。かまどま荘で食べる朝食も最高に美味しい。

ただ、それだけ。
でも、それだけで良い。

西表島には星野リゾートや有名ホテルもいくつかありますが、そのホテルたちを越えて「陸の孤島・船浮」を楽しんでみてください。

波の音しか聞こえない1日
最高ですよ。




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