阪大受験記

こんにちは。現在大阪大学に通っているりゅうと申します。

三本目のnoteは僕の受験生時代のことについて書いていこうと思います。

高1

公立中学から公立高校に進学した僕は、最初は近いからという理由で神戸大学を志望していました。テストの順位も40位くらいでものすごく勉強ができるというわけではありませんでした。

転機は9月ころ、東進のセンター模試でした。模試の志望校を書く欄が8個ほどあったのですが、1個余った欄を埋めるために何の気もなく京都大学と第1志望の欄に書いたら、次の面談で先生に京大が第1志望という前提で話を進められ、違うと言うこともできず、その日から京大志望になりました。

それからそれなりにまじめに勉強し、冬に受けた駿台記述模試ではA判定を取ることができました。一年では数学の赤チャートを一周し、英語の文法を一通り頭に入れました。

高2

相変わらず京大志望だった僕は理系に進み、それなりに勉強を続けそれなりの成績でした。模試ではだいたいB判定でした。冬に東進の京大本番レベル模試(文系)を受験し、レベルの高さにがくぜんとしたことを覚えています。また、冬の駿台東大レベル模試を何となく受け(めちゃくちゃ道に迷って数学は最初の20分くらい受けれなかった)一応A判定をもらい調子よく進んでいました。

2年生では相変わらず数学英語メインで、センター英語ではコンスタントに8割は取れるようになっていました。数学はチャートをこなし解法のインプットにつとめました。

高3

軽音部に入っていた僕は5月頭で部活が終わり、6月の体育祭も終えていよいよ本格的に受験勉強を始めました。学校の行事がある人はそれに全力で打ち込めば良いと思います。6月頃に阪大本番レベル模試を受け、東進で苑田物理を取っていたので物理を武器に全国でもかなりいい順位をとることが出来ました。ただ、化学は酷いもので点数は1桁だったと思います。そこから僕に化学は向いていないと割り切り、有機化学だけに絞って対策していきました(有機は化学というよりもパズル的で楽しみながらやっていました)。

7月の京大即応、実戦ではどちらもA判定でひとまず安心、といったところでした。ただ、数学と化学は点数が悪く英語と物理で稼ぐという方針に切り替えていったのもこの時期です。

夏休みは毎日東進にこもり1日10時間は勉強していました。この時は地理以外完全に二次対策を行っていました。センターの配点が低い大学を志望している人は夏休みにセンター対策をする必要は全くないと思います。夏休みを利用して苑田物理の2周目をやりました。2周してやっと何とか使い物になった感じでした。

秋の京大即応ではB判定、実戦ではA判定を取りました。即応はなかなか難しく、C判定を覚悟していましたが、想像よりは良かった感じです。12月までに京大の過去問は9年分やりました。

12月になって本格的にセンター対策を始めました。京大は地理100、国語、英語50ずつという配点だったので地理と国語は10年分、他の科目は3年ほどしかやっていないと思います。

そして勝負のセンター本番ですが地理で大コケしてしまい、センター試験場の雰囲気に呑まれた僕は浪人したくないという思いが強かったため阪大に志望校を下げ、そこから二次試験本番までに阪大対策を急ピッチで進めていきました。これは本当にキツかったです。一ヶ月で阪大の過去問10年分、模試の過去問をやり切りなんとか間に合わせ2次試験本番を迎えました。

本番では数学でやらかしまくった他にはそれなりの手応えを感じることができ(家に帰ってから物理の大問2で係数を全て間違うという大雪崩を起こしたことに気がつきましたが、開示を見る限り部分点がかなり入っていました。)、無事合格することができました。

最後に

受験を通しての反省としては演習量が全く足りていなかったことがあげられると思います。数学ではチャートと過去問以外に問題集は解かずに行ったので最後まで弱点であり続けました。

また最後にも書いたように物理、そして数学は雪崩が起きやすく点数の波が比較的大きな科目です。受験では波が少ない方が受かる確率はもちろん高いので英語、化学が苦手な人はそれを克服し、数学物理に頼りすぎることはやめた方が良いと思います。

これにて受験記を終わりたいと思います。細かい勉強法などはまたの機会に。

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