おばあちゃんでもできる!事業アイデアを生み出す思考法
今回は事業アイデアの出すための思考法について説明していきます。
まず、この記事を読むべき方
・社内で新規事業の起案を任されている方
・起業をしたいけど、いいアイデアが全く思い浮かばない方
・何となくの思い付きでアイデアを出してしまっている方
そして、この記事を読むと、、
・思い付きではない根拠があるアイデアを出せる
・フレームワークを使って、そんなに悩まずアイデアを出せる
・どんどんアイデアを出したくなるようになる!
では早速、説明していきます。
1.事業アイデアを出す思考法(2パターン)
事業アイデアの出し方は「解決型」と「趣味型」の2パターンあります。
(1)解決型
社会の「不」(不満や不安、不経済)から事業を考える方法
社内で事業アイデアを出すときに活用できます!
(2)趣味型
やりたいこと、得意なことから事業を考える方法
副業をするときに活用できます!
ひとつずつ詳しく説明していきます。
2.社会の「不」から事業アイデアを出す(解決型)
解決型の思考を使う際のポイントは以下の2つです。
・要素分解
・「不」への共感をヒアリング
解決型からアイデアを生み出す際に絶大な効果を発揮するフレームワークをご紹介します。
【フレームワークの手順】
①自分の時間をライフとワークに要素分解します。
②ライフ及びワークにおける「不」を書き出します。
③書き出した「不」に共感するかヒアリングします。(目安は10人)
④共感した人の特徴を記録しておきます。
これで第一段階が終了です。
次に、最も共感を得られた「不」から事業アイデアを生み出します。
ここで重要な思考法がダブルダイアモンド思考です。
課題に対して解決策のアイデアを出しまくり(拡散)その後、1つの解決策に絞ります(収束)。
次に、その解決策をどう実行していくかのアイデアを出しまくり(拡散)
その後、1つの実行策に絞ります(収束)。
このように、思考の拡散と収束の連続をダブルダイアモンド思考
といい、事業を考えるうえで重要な思考法ですので覚えておきましょう。
では、このダブルダイアモンド思考を「解決型」仕様にします。
【フレームワークの手順】
①多くの共感を得た「不」を解決するアイデアを出しまくります(拡散)。
②出したアイデアからベストな解決策を1つ選択します。(収束)
③1つに絞った解決策を実行(=マネタイズ)するためのアイデアをだしまくります(拡散)
④出したアイデアからベストな実行方法を1つ選択します。(収束)
ほんとに、これだけなんです!
3.やりたいことから事業アイデアを出す
次に趣味型の思考モデルについて説明します。
ポイントは1つです。
「やりたいことの比重は軽くするべし」
理由は3つあります。
・あなたのやりたい事業が市場に大量にでているから
・シェアを占めている大手とは戦うべきではないから
・既存の情報との掛け合わせとそのバランスが新たな価値をつくるから
身近な例でいうと、TSUTAYAがあります。
かつては、本を売ることを本業(=やりたいこと)としていましたが、今や本が売れない時代となったため、コーヒーの販売をメインにし、本の比重を軽くしました。その結果、消費者のニーズにこたえることに成功し今もなお利益を得ています!
つまり本業(やりたいこと)かけ合わせる別の要素と両者のウェイトが重要なのです。
掛け合わせが大切と言ってきましたが、やりたいことに掛け合わせる「別の要素」ってどうやって見つければいいの?という疑問がでてくるでしょう。
そこで思考のフレームワークの登場です。(めちゃくちゃ大切なフレームワークなので、いつでも見れるようにすることをお勧めします)
【フレームワークの手順】
①自分のやりたいこと、得意なことを書き入れます。
②やりたいことに興味を持つ人はどんな人かを思いつくだけ書きます。
③その人がなぜ興味をもつかを書きます
④その人が、①の内容以外に興味をもつ(であろう)ことを書きます。
→これが、別の要素となります。
これで完了です。④の要素の比重をあげることに気をつけながらダブルダイアモンド思考を使って具体化すればいいだけです。
5.まとめ
今回は以下の3つがポイントとなります。
・事業アイデアの出し方には解決型と趣味型があること。
・解決型は要素分解と他者意見のヒアリングがポイントである。
・趣味型は本業の比重を軽くすることがポイントである。
上述したフレームワークを使えば、おばあちゃんでもしっかりした事業アイデアは出せます!皆さんもぜひ使ってみてください。
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