欲望と義務
「義務に追われる生活だから辛いのかも」などと、歩きながら考えていた。
最近は暖かい日が多いので、ランチを買いに出かけることもできる。寒いと外出たくないし。
今日は自宅近くのコンビニだったので、明日はもう少し足を伸ばして、散歩をかねるのも良さそうだ。
***
身近な人が辛そうにしているので、どうしたものかと思案する最近である。
色々聞いていると、その人は義務に追われる日々を過ごしているようだ。
趣味もなければやりたいこともないという。しかし生きていくためにやらねばならぬことは沢山あるらしい。
それはつまらないだろうなと思うし、無気力になっていくだろうなと思う。
これが欲しい!あのケーキが食べたい!ここに行きたい!などなど、人にはやりたいことがたくさんあるはず。
全てとはいかなかくても、ほどほどに叶えた方が日々は楽しくなるし、充実するだろう。
舞い上がるような体験は、多過ぎて困ることがない。
でも、そういう欲がなかったり、別の事情で叶えられないとどうなるのだろう。
日々が平坦でただ過ぎていくものになるのだろうか。
だとしたら、欲がないことも無気力になってしまう要因なのかなとも思う。
誰もが雪だるまを作る子どものように、
無邪気な気持ちを持ち続けられたらいいのにと思った。
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