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日東電工やJFEエンジ、CO2分離装置に投資(8/8)

(要約)
2050年CO2排出量実質ゼロを目指す日本。排出量の40%を占める産業部門が削減しなければ、目標達成は難しい。そんな中、日東電工やJFEエンジニアリングは膜を使ったCO2分離装置の開発〜運用に投資する。日東電工は2025年に装置を量産する。排出ガスを分離膜を筒状に丸めて連結させる装置で地中埋蔵したり化学原料に使用する。分離膜の世界特許数トップ10のうち日本が8社、東レが1位の位置付け。

(考察)
産業が占める排出量を考えると工場にメスを入れざるを得ない。排出ガスだけでなく使用電力量や電力供給方法も考えるべきだ。高効率な電気設備の使用や自給自足させる太陽光や蓄電池設備の拡充。脱炭素は世界の課題であり中長期の永続的な産業である。画期的な技術は世界から求められ、日本経済成長の一手となる。

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