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自責と他責の区別

こんにちは。
先日、転職活動の最終面接に敗れてしまった大野です。

4月に入社した会社で、とある1人の上司に壮絶なパワハラ(叱責・嫌味・マウンティング・人格否定・嘲笑)を受けて6月に退職しました

気持ち新たに挑んだ転職活動は順調に進み、とある1社で最終選考まで進みました。しかし、冒頭にも述べた通り敗れてしまいました。

敗因を分析した結果、転職理由の伝え方に問題があったと推測しました。

面接官「転職理由を教えてください」
大野 「前職で人格否定があったからです。『あなたの話し方は人をイラつかせる』『新卒入社して間もないあなたが名刺交換しても気持ち悪がられるでしょ』と言われました。」

感情を抑えて客観的事実を述べることだけに集中した結果、では大野自身は何をやったのかの部分を伝えられていませんでした。

採用者側が転職理由を聞く背景には「弊社で同じことが起きたら他責にして辞めないか」「人間関係の構築の仕方に問題がないか」「失敗リカバリー能力がないのではないか」などの転職応募者への様々な懸念点が隠れています。

そこで自責と他責を区別した転職理由を作成するというのが、この記事のテーマです。受けたハラスメント大野が改善のために取った行動と結果次の会社でどんな対策を取っていくかの3項目に分けて作成していこうと考えています。




受けたハラスメント



⒈電話の取り次ぎ時に「声が小さい、お客様に対して失礼なんですよ!もうあなたは出なくていいですから」

⒉先輩に業務内容を聞いていたら「何でもかんでも聞いて蛇足と愚問が多いんだよ、あなたは」

⒊「サッカー好きなだけでしょ?プロレベルでもないのに語るんじゃねえよ」

⒋自分という商品を売り込むというプレゼンにて名前の由来を用いた際に
「名前の由来なんてあなたの親がつけたもので後付けだろ」

⒌先輩に積極的に業務内容や自社商品について質問をした際に「あなたの行動は押し売りなんです、みんなから嫌われるぜ?」

⒍自社商品について独自で勉強していた際に「マーカーで部品名を隠して勉強する人なんて社会人にいませんよ」

⒎「あなたの話し方は滑舌が悪くて、人をイラつかせます。モゴモゴ喋ってんじゃねえよ」

⒏「あなたは周りの人への気遣いが人一倍足りていない」

⒐上司の話を聞いている際に「はいじゃねえんだよ、うんうんじゃねえんだよ友達じゃねんだよ、無反応だけど話聞いてんのか、睨みつけてんじゃねえんだよ」

10. 大野「次長、今よろしいでしょうか」
  上司「はい」
  大野「備品の納品書に次長(上司)のハンコをいただいてよろしいでしょうか」
  上司「で?」

11.入社1日目で日々の業務内容把握のための日報ノートを投げつけて渡してくる

12.大野自身がプライベートで予定がある日に、即日で飲み会に誘ってきて断ったら憤慨し「営業なんだからこういうこと見据えて予定くらい空けとけよ!」

13.
〜朝〜
上司「新卒の2人には我々がどんな顧客とお取引をしているのかを知ってもらうために顧客データベースを作成していただこうと思います。質問は随時受けます。」
大野「かしこまりました」
〜昼〜
大野「次長今よろしいでしょうか」
上司「はい」
大野「顧客データベースについての質問なのですが、」
上司「顧客データベース?そんなこと言ってねーよ、馬鹿!」

14.
上司「ちなみにあなたの希望配属の課はモーター課と家電課どちらなのですか」
大野「学生時代に英語や貿易実務の勉強をしてきたことと、海外在住時に日本の製品が現地で活躍している光景を目の当たりにしたことから、海外顧客の多いモーター営業課を希望しています。」
上司「(実際の信用状を訳すという課題にて)あなたの和訳文を見ましたけれど1日かけてあの完成度じゃ厳しいと思いますよ。社会にはお前より英語ができる人間沢山いるんだよ」

15.「あなたは同僚と仲がいいと思ってるかもしれませんが、全然彼の方が上ですからね。話はしっかり聞くし、素直に言われたこともやる、気遣いもできる」

16.家電展示会で先方と名刺交換をした際に「新卒でなんの知識もないあなたが名刺交換をしても気持ち悪がられるだけでしょ」と言われた。

大野が取った行動→その結果


⒈オフィスの小会議室にてサンシャイン池崎と張る大きな声と素晴らしい滑舌で電話練習する→上司の抜き打ちテストに合格し電話を取ることができるようになる→上司が社内会議中に上司宛の電話がかかってきたので内線で取り次ぐ→「社長との会議時には取り次がないでください」→もう一件別の電話が来る→メールにて電話があった旨を伝える→「それは重要な内容なんだからさっさと取り次げよ、もういいあなたはまた電話に出なくていい」

⒉自分で考えて業務や与えられた課題を進めていく→「なんであなただけの判断で物事進めているんですか?言ったよね、聞いてくださいって」

⒊サッカーを語らないようにした→何も言われなくなる

⒋名前の由来について語らないようにした→何も言われなくなる

⒌まず自分で考えた上で先輩に質問をするようした。→何も言われなくなる

⒍Excelにて自社商品の部品名や役割をまとめた→何も言われなくなる

⒎大野「滑舌が悪いことは承知です。しかし、歯の矯正をしているので、」
 上司「そんなこと分かってるんだよ、けど客に失礼なんだよ!」
→矯正(マウスピース)を外す→上司「傾向としては少しだけ良くなってきてますね。まあまだまだですけど」

⒏お手伝いできることがないか先輩に聞きにいく→「あなたの行動は押し売りなんです」

⒐同僚や先輩と同じ話の聴き方を試みる→上記のようにどの方法でも怒られる

10. 対処方法が分からなかった

11.対処不可

12.予定を空ける→飲み会に誘われず

13.メモを欠かさず取っていたので100%言っていますと主張する→上司「お前のメモが間違っている」

14.採用面接時に別の面接官に同じ内容のことを言った結果の内定だった→嘲笑の日々

15.同僚プラス先輩方を観察し、良いところを紙に書き出して、自分に取り入れる部分を真似してみる→結局、否定の嵐。上司は「あなたの人格ではなく行動を否定しています」と言っていましたが、人の行動を真似してこの結果ならそれは人格or人物否定だと思います。

16.確かに何の知識もないが、名刺交換をすることで会社を覚えてもらったり、名刺交換というビジネスマナーの習得につながるのではないかと考えていた。→特になし

次の会社でどんな対策をしていくか

・教えられたことをストレートに実践してみて体得していきます。
⑴17年間のサッカー
⑵コンビニアルバイト、パスタ屋のバイト
⑶漢検、数検、英検、自動車免許、英会話、留学、TOEIC、貿易実務、簿記資格等
でインプットするだけでなくアウトプットして成長に繋げてきたことが具体的な根拠です。
・先輩や上司の方々からのご指摘は素直に受け入れて改善していきます。
上記の3つの場面に加えて前職でもご指摘を受け入れる姿勢は貫いてきたので、ご指摘を受けてしっかりと成長していきたいという覚悟しかございません。
・もしも、また人格否定をされてしまった際は…
⑴お客様からの場合→コンビニバイトでクレーム処理をしてきた経験から、低姿勢でこちらの非を認め謝罪をした上でお客様の感情に寄り添い問題を解決していこうと考えています
⑵社員からの場合→前職では先輩方、同僚、そしてその上司にどんな点が欠如しているのかを聞いた上で改善するようにしていました。(状況が変わらなかったので転職を決意したのですが…)次の会社でもそのようなことが起こった場合は、まずはご本人にどんな点がお気に召さないのかを聞き改善を試みます。それでも状況が変わらなかったら、その上の上司や人事部などに相談していこうと考えています。

最後に

正直、前職での扱われ方や今回の転職理由で落とされたことは理不尽だとは思います。しかし、面接という場は社会に出る上で、そして営業職として活躍していく上での、最初の営業活動です。面接官は"お客様"で、大野は”自分”という人材を売る営業マンなわけです。

現在、企業側の人間の中で起こっているのは
数多くの資格取得経験、学生時代に頑張ってきた経験、挫折を乗り越えてきた経験、一人暮らしをしているという素晴らしい”大野”という人材に是非お金を投資したい。しかし、新卒で入社した会社を早期離職しているため弊社でも不満があったらすぐに辞めてしまうのではないかという懸念点がある」という葛藤だと思います。

皆さんもモノを買う時に良い商品でも口コミが悪かったり、欠点が明瞭ならば買うのを渋りますよね?好きな人がいるけど周りからの評判が悪ければ付き合って良いか悩みますよね?

多分それと似たことだと思います。

その懸念点を解消していくことも含めて初めて採用、購入、交際への門が開くのかなと考えました。

懸念点解消のために今回は転職理由を徹底的に作成し直しました。

学生時代に思い描いた海外に日本のモノを発信していきたいという人生軸の実現のために、社会復帰のために今が正念場ですね。頑張ります!

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