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【VBA編】第一回:VBAの基本

はじめに

このnoteは仕事なり生活なりで、学んだことをつらつらと書きとめるものである。

まずは初回ということで短く・わかりやすくを意識しながら書いていこうと思う。

今回はVBAの第1回。どれだけ続くかわからないが、少しづつ書いていく。

1.VBAとは、ExcelやWordなどをもっと便利に使える機能

VBA【 Visual Basic for Applications 】 とは、Microsoft Officeのアプリ(Excel、PowerPoint、Wordなど)の拡張機能である。

そのアプリ内でプログラムを動かすことで、複雑な処理の自動化することができる。

例えば、大量のデータから手作業で行っている部分など、手動で行っている作業を自動化させてもっと簡単にデータを処理できる機能を付けることができる。

VBAは以下のようなことに使用される。

①グラフの自動作成

②表や数値などを別シートにコピペ

③見積書の自動作成 などなど。。。

主に形が決まっている見積書などを作成するときにVBAを使うと便利。

2.VBAの使い方・基本

VBAは使い方と基本が最も重要になる。むしろ基本の形さえ頭に入れてしまえば、0→1はできたようなものなので、1→2で理解に苦しむことはないだろう。

では早速、使い方について触れていく。

①VBAの使い方

Excelを開く(wordやパワポでも可)→ファイル→オプション→リボンのユーザー設定の「開発」にチェックを入れる→リボンの開発ボタンをクリック→VisualBasic→sheet1を右クリック→コードの表示を選択

これでコードが書くことはできるが、まずは基本として以下のコードを打ち込む。

Sub マクロ名()
    'ここにコードを記入
End Sub

これはVBAを書く時の定型文のようなもの。この中にコードを書いていくことでそのマクロ名の中の処理が行われるということである。

マクロ名とは、一つの処理をまとめ上げたものに名前を付けたもの。本でいうとタイトルのようなものである。自由につけることができるが、どんな処理を行えるか一目で判断できる名前にしておくと後々便利になる。

のちのち出てくるので今は定型文として押さえておこう。

②宣言について

VBAを書く基準として、まずはじめに宣言をする必要がある。

これは、今からこんな変数(数学でいうxとかyとか)の中にこんなもの(数字とか文字とか)を入れて書いていきますよーという誓いのようなものだ。

宣言方法は以下に示す。

Sub sample()
    Dim i As Long
End Sub

これは処理も行わず、まずは宣言のみといった形だ。

Dim  変数 i(自由) As Variant と宣言したがこれもまた、定型文のようなものだ。

As の後ろはオブジェクト型といって、変数はこんな形です。といった簡単な説明文と覚えとくと良い。ちなみにLongというのは、長整数型(10万くらいまでの値を代入できるよ)という意味である。

このオブジェクト型は以下のように様々なものがあるが、覚えきれなければ覚える必要がなく、とりあえずすべてが対象になるVariantを入れておけばよい。

よく使用されるオブジェクト型
 Long : 長整数型(数字や値)
 Date : 日付型
 String: 文字列型
 Range : セルの範囲指定など
 Cells : 特定のセルを指定するときに使用
 Variant: すべてのデータに使用

これらはすべて覚える必要はない。書かない場合でもVBAでは、Variant型として認識される。


第一回はとりあえずここまでとする。

次回は、プロパティとメソッドについて書いていこうと思う。