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人生を豊かにする近道

私は、バスケットの指導を専門に、
運動を教えることが好きです!

教員として、毎日色々な「できた」に出会い
素敵な日々を送っています。

その指導の中で、常に考えていること

それは、「どう言えば、伝わるのか」
ということです。

上手くなるための、正しいポイントを
「どう伝えるか」

ここにフォーカスして指導をしています。

そこで、感じることは
学生時代の国語、大事だったなーーと感じます。
毎日書いた、生活の記録
授業の終わりの振り返りシート
授業中での、発言

書くこと! 聞くこと!

『めちゃめちゃ大事だったな 汗』
と痛感しております。

今日は、その国語の授業について書きます。

生徒の皆さん

国語の授業なんてちっとも面白くないと思っている人、
多いんじゃないでしょうか?

「なんで、こんな面倒くさい、古文、現代文な文章を読んでなきゃいけないんだ」
「こんなこと、大人になったらいつ使うのか」

と国語の教科書を広げて思っているかもしれません。

そもそも、人は強制的に人に与えられた文章が嫌いです。
私も嫌いです。
教師をやっていますが、教科書の範読とか・・・

例えば、試験ではどうだろうか?

「この文章は何を伝えているのか?なにが正しいか」
と聞いてきます。

間違ったことを答えれば、
ペケがつけられて、
点数も低いわけです。

日本人なのに、日本語がわからないなんて、
自分が日本人であることを否定されているような
気がするかもしれません。

かも・・・いや、完全に否定されてますよね 汗

これで「好きになれ」という方が無茶。
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友達とおしゃべりしていた方が、
LINEをしていた方が、
youtubeを見ていた方が、
漫画を読んでいた方が

よほど楽しい、と思っているに違いありません。

しかし、みなさん。
LINEも
youtubeも、
漫画も、
みんな日本語ですよね。

日本語です。

英語で見ている人は知りませんけど・・・。

日本語で成り立っているのです。

すべての、そもそもの発端は言葉、日本語(国語)なんでです。

国語というものは、実はみんなが普段使っています。

起きてから寝るまでに何言、
言葉を発するかわからないけれど、
これはすべて国語です。

日常と、国語という教科は地続きなんです。
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数学や理科や社会よりも、
ずっとずっと身近なものなんです。国語って。

友達と話す、
親と話す、
知り合いと話す。

そういうのはみんな国語です。
あたりさわりのない会話をしているうちは、
国語力はそんなには、いらないだろうと思います。

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何が欲しい

あれが食べたい

あれは嫌い

これは好き

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と言っていればいいです。

そう、言葉を覚えたての子どものように。

しかし、みなさんは成長します。

年を重ねます。大人に近づきます。

すると何が起きるか、というと、
世界が広がります。
社会が広がるんです。
そして、いろんな感情が
その心にわき上がるようになります。

それが、「人が成長する」ということなんです。

その時に「言葉」があなたを手助けします! 絶対に!。

今、自分が何を感じているか、
何をどうおかしいと思うのか、
何が問題なのか、
それを言葉にできれば、
みなさんは、救われていきます。

まず、自分の抱えたことが、明確にできるから。

言葉は、生きるのに強力な武器となります。

まさに、
学校教育が目指す「生きる力」ですね!

国語をやっておくと、
言葉にならない気持ちを、
言葉にできるようになります。

君が何かを言えば、友達は返してくるでしょう。
「それについて、僕はこう思う」
「私はこう思う」と。
その時も、その感情を、その思いを言葉にするには
国語力というべきものが必要になってきます。

そのためには訓練が必要です。
言葉を使って、考える訓練をしておかなければ、
自分の気持ちを言葉にして相手に伝えることができません。

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何かひどい目にあっても、
クレーム一つ上手く言えないかもしれない。

理不尽な目にあった時に、
正当な反論もできないかもしれない。

言葉を持たなければ、
泣き寝入りするかもしれない。
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言葉は知性です。
言葉は必ず、あなたを守ります。
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そして、人生を豊かにします。
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「僕はこう思う」とうまく喋れて
相手が理解を示した時の爽快感はたまりません。

「でも、私はこう思うよ」と返された時、
今まで気づかなかった結論に辿り着くこともあります。

それは、意外だったら、
楽しく笑えるでしょう。

深い真実に辿り着いたら、
しみじみと友達との「きずな」を深めることができます。

国語は、やっておいた方がいいです。

面倒くさいと思える教科書の中にも、
自分の言葉を増やすチャンスがキラキラと光り輝いています。

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言葉を身につけて、あやつって、
より豊かな人生を!
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追伸
 こうやって文章書くのも、国語力ですね。