世界創造主と世界統治者たちの責任2
世界創造主や世界統治者たちは、自分たちの責任の重さに恐れおののき…自分たちの責任を取るのだと言って、
「じゃあ、世界の生命システムを消滅させればいいのだろう…肉体が拷問体験強制装置だというのなら、それを完全消滅させればそれで償いになるだろう…」などと思うかもしれない。
だが、そんなことで「責任を取ったことにはならない」
なぜなら、それは、あたかも自分が殴りつけてケガして苦しんでいる者に対して、
「そんなに苦しいのならばいっそ殺してしまえば苦しまないようになるから殺してしまおう…それで償いになるだろう…」
などと思うのと同じだからだ。
被害者すべてを殺すことで問題を消滅させることが償いになると主張するのならば、まずは加害者全員が殺されることで償うべきだろう。
そのような考え方は、だから、本末転倒であり、当然、認められない。
そもそも、この世界の生命をすべて消したとしても拷問体験強制収容所の生命システム部門の宿舎だけ解体するような行為であり、拷問体験強制収容所全体の解体消滅とはならない。
この世界の生命システムなどは、あくまで体験強制ピラミッドシステムの中のごく一部に過ぎない。
つまり責任はそんなことをしても取れないし、そんなことをしても全く償いにはならない。
物理的な肉体の存在しない霊的システムもまた、拷問体験強制システムの一部であり、それゆえにいわゆる死後の世界も天国も地獄も煉獄……などもすべて体験強制システムの一部となっている。
つまり生命システムだけを消滅させたところで、何の根本解決にもならないということだ。
いくらでも別の方法で拷問体験を強制し続けることができてしまう。
やっとアウシュビッツ強制収容所を解体消滅させたから、これでみんな安心だね…とはならないのだ。
体験者たちに残酷体験を好き勝手に強制してやろう…というような邪悪な意志を持った世界創造主や世界統治者たちが存在している限り、アウシュビッツ強制収容所が解体消滅しても、彼らは次の拷問体験強制収容所をいくらでも生み出すことができるからだ。
じゃあ、今度は、北朝鮮という国に拷問体験強制収容所を創ってやろう…などと。
また、たとえ物質世界そのものが消滅しても、霊的世界に拷問体験強制収容所と同じようないろいろな地獄をいくらでも量産できるから、まあいいか…などと。
だから、たとえこの世界の生命全部を消滅させたところで、何の根本解決にもならない。
そうしたものを全部消滅させた後に、もっとひどい残酷体験強制生命システムを新たに創造する可能性もあるからだ。
だから、世界創造主たちや世界統治者たちは、自分たちが生み出した拷問体験強制収容所の一部を自らの意志で消したところで、何の償いにもならないと理解しなければならない。
償いに必要なのは、
★「あらゆる体験者が自らのあらゆる体験を自分の意志だけで自由に選べて心から楽しめるような状態や世界を実現させ、そうした状態や世界を守ること」
であると理解しなければならない。
そうした結果を生み出すこと以外、償いとして認められない。
このような絶対的な体験強制ピラミッドシステムを生み出した以上、そのピラミッドのトップたちはそうした「結果」を明らかに出すこと以外、償いをしたとは認められない。
★体験者たちの体験や運命を操作できる絶対的な権力を得れば得るほどに、その権力者には、その権力で操作できるありとあらゆる体験や運命において絶対的な責任が発生するのだ。
だから、良心的に十分に成熟するまでは、不用意にそうした絶対的な権力などには手を出さないようにするべきだったのだ。
つまり、その最初の第一歩からして、この世界の創造主や統治者たちは、その選択を間違えたのだ。
自ら望んでそうした他者の体験や運命を好き勝手に操作できる権力を得ようとするのならば、よっぽどその自由意志における選択が絶対的に良心に反しないように自らの精神を絶対的に修養しておかねばならなかったのだ。
その努力を怠った結果が、このような拷問体験強制世界の出現であり、この世界の残酷歴史の繰り返し…という結果だ。
だが、すでに実行してしまったことについては、もとにもどってやり直すことも、なかったことにすることもできない。
すでにひどい拷問体験を受けてきた膨大な犠牲者たち、被害者たちの被害を、なかったことにすることはできないからだ。
そんなことが今後ペナルティなくまかり通るとなれば、同じような拷問体験強制行為を実行しようとする者たちが延々と発生し続けることになるからだ。
よって、世界創造主たちや世界統治者たちは、その間違った選択における結果全体において、そのすべての責任を取る以外の選択はもはやない。
特に、自分たちに何でも無条件に従う部下や僕や操り人形や家畜や奴隷……を手に入れたい……というような利己的な目的のために、膨大な体験者たちに各種の拷問体験を強制してきた行為は、許されない行為である。
さらに、世界創造主や世界統治者たちが命じれば、明らかに良心に反した行為まで無条件で実行するように魂たちを洗脳調教してきた行為は、さらにもっと許されない行為である。
さらに、そうした良心に反した命令をしてもとにかく自分にだけ従うという性質を持った魂たちだけが優遇され、永遠に生き残れて、素晴らしい体験を味わいつづけれるかのごとく教え、洗脳した行為も許されない行為である。
そうしたことのために今まで強制してきたありとあらゆる一切の拷問体験を、世界創造主たちや世界統治者たちは、自らも受ける義務がある。また償いを実行するまでは「受け続ける」義務がある。
何か言い訳があるのならば、聞こう…だが、その前にまずはその絶対的な権力をもって上記に説明した「償い」を実行しなければならない。
その償いは、上記で説明した「あらゆる体験者に体験の自治権を保証提供する」という明らかな結果以外は受け付けない。
つまり、★「あらゆる体験者が自らのあらゆる体験を自分の意志だけで自由に選べて心から楽しめるような状態や世界を実現させ、そうした状態や世界を守ること」だ。
ここで言う「体験者」とは、苦楽等の体験を感受する能力を持った者たち全員を意味し、人間だけではなく、動物たちや霊的存在たちや異星人や異世界人などもすべて含まれると理解しなければならない。
つまり、この言葉の意味とは、世界創造主たちや世界統治者たちもまた、「他の体験者の体験の自治権を剥奪することなく、自らのあらゆる体験を自分の意志だけで自由に選べて心から楽しめるように自分自身を治療し進化し成長してゆくことを意志しなければならない」ということでもある。
今までのように、良心に反した指示命令であっても自分たちに何でも無条件で従う部下や僕や家畜や奴隷や操り人形やペット…などを、どんな残酷な方法を使ってでも何が何でも生み出そう……などとは今後一切思ってはならないということだ。
この世界の世界創造主たちや世界統治者たちや権力者たちは、自分自身のそうしたダメな願望そのものを自ら治療しようと意志しなければならないということを理解せよ。
体験者全員に必要なのは、「体験の自治権」であり、何でも自分に従う部下や僕や家畜や奴隷や操り人形やペットではない。
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