世界創造主と世界統治者たちの責任7(大事なのは自らの体験だ)

この世界の統治者たちやその従順な部下たちのほとんどが、自分自身の体験ではなく他者の体験にばかり興味を持ってしまっている。

それが君たちの致命的な問題になっている。

自分自身の体験ではなく、自分以外の体験者たちの体験にばかり興味を持つというのは、本当の楽園世界において健全ではない心のありようなのだ。

この意味がわかるだろうか?

わからない……というのならば、今、理解しようとするべきだ。

そもそも他の体験者に無理やり望まれない体験を強制してもいない状態の者たちがどんな体験をして楽しもうが、それは個々の体験者たちの自由であり、相手の合意なくそんな体験は良いだの、悪いだのといちいち他者のプライベートを盗み見してあれこれと思うこと自体、倫理的に問題ある行為だと理解しなければならない。

自分は世界統治者だからとか、自分は親だからとか、自分は先生や上司だからとか、神がそう望んでいるだとか、権力者がそれを望むからとか…

そんな理由には全く何の正当性もない。

他者のプライベートな体験には相手の合意なく介入したり、ストーカーのように覗き見したりつきまとったり、相手に恣意的に精神的な圧力をかけたり…そうしたことはしてはならない。

そうしたことが許されるのは、唯一、その者が他の体験者に酷い体験を強制している状態を改めさせるために必要不可欠な場合だけだ。

それが、本来あるべき「あらゆる魂たちが心から楽しめる楽園世界」における基本ルールだ。

そうした場合以外においては、一切、相手の心からの合意なく他者の体験状態を好き勝手に操作しようとしたり、圧力をかけてはならない。

この世界の創造主や世界統治者たちのほとんどは、この基本ルールにはじめから反する行為を故意に選択している。

つまり、本来あるべき「あらゆる体験者が心から楽しみ満足できる理想的な世界」から見れば、そうした者たちは犯罪者なのだ。

なぜ、自分が犯罪者なのか…?と疑問に思ったり不満に感じたりする者たちもたくさんいるだろうから説明しておこう。

そもそも、本来あるべき「あらゆる体験者が心から楽しみ満足できる理想的な世界」を本気で全身全霊で目指していないのが、まず問題だ。

この時点で、そもそも世界統治者などの地位につく資格がないのだ。

資格もないのに間違った健康を奪う医療行為?をしている自称医者…みたいなのと同じで、そうした行為は犯罪であるし、さらに必要な資質や価値観が欠落しているとほぼ確実に犠牲者を生み出すことになるのだ。

ここでいう資格というのは、世界統治者としての資格であり、世界統治者の地位につくには、本来、あらゆる体験者たちが自分の意志で自分の体験を自由に選び心から楽しめる世界を実現しようと本気で意志していることが合格のための最低条件なのだ。

つまり、無免許運転や無免許診療行為や無免許営業行為をしているような感じだ。

当然、事故や被害者が生まれることになる。

なぜなら、必要な精神的資質や価値観をそもそも持てていないからだ。

右に進まなければならないのに、左に進めば、とんでもない結果が発生するのは当然のことだ。

そして、この世界の歴史とは、まさにそのとんでもない結果の繰り返しであった。

自作自演の残酷体験強制システムを放置し容認し、さらには推進し……君たちは、ずっとそうした残酷体験強制システムに加担し続けてきたわけだ。

何度注意されても……そんなことを確信犯で継続し続けていて、加担し続けていて……自分は犯罪者ではない? そんなわけがないだろう。

残酷な体験ばかり強制してきたわけではない?

だからどうだというのだ?

たまに良い体験をプレゼントしたとしても、残酷拷問体験を強制する行為が正当化されるわけがなかろう。

一度でも、そうした行為を実行したり、加担したら犯罪行為だとみなされるのは当然であろう。

飴と鞭での魂の調教…そうしたことをするために、飴体験も提供する…しかし、鞭体験を強制した時点でアウトなのだ。

さらに、飴体験だといっても、それによって飴体験に中毒させ依存させ…自分の意志で自分の体験を自由にコントロールして楽しめるようになるための能力を剥奪したのでは、それもまた、大きな視点で見れば一種の犯罪行為になりうるのだ。

だから、そもそも君たちは、はじめから誰もがスタンドアロンで自分の意志だけで自分自身を満足させれるようになるようにと、体験者たちを導く義務があったのだ。

しかし、その指導をするためには、少なくとも君たち自身が自分自身の体験を自分の意志で自由にコントロールして心から満足できるようになっていなくてはならなかったわけだ。

だから、はじめの第一歩から根本から、君たちは間違っていたということを自覚しなければならない。

その自覚がないままに、小手先であれこれやってもどんどんと犯罪行為を積み重ねるばかり…ということになる。

理解できるだろうか?いや、理解しなくてはならない。

なぜなら、自分の意志で自分の体験を自由にコントロールできない状態をそのままでよしと継続し、さらには、一部の権力者だけが他の体験者の体験を好き勝手にコントロールできるようにしてゆけば、その自業自得の責任とその償いの義務は、無限に増大し続けるからだ。

君たちは、つまり、誰もが自分の意志で自分の体験を自由にコントロールできる体験自由自在の楽園世界が実現できるのに、それが実現できないような世界統治をすることでその逸失利益への償いの義務をどんどんと累積的に背負い込んでいるわけだ。
そして、それは同時にその自業自得の責任として、自らがそうした体験自由自在の世界に存在できなくなる…という罰をを背負い込んでもいるわけだ。

つまり、そんなことをそのまま続けてゆけば、最悪、永遠に望まない体験を受け続けなければならなくなるからだ。

反省して改めることができなければ、最悪、そうなるからだ。

ならば、反省して改めるのは早い方がいい。

大事なのは、

★「各々が自らの体験を自由にコントロールできるようになることであり、他者の体験を自由にコントロールできるようにすることではない」

この基本をしっかりと理解するように。

ここを間違えると、どんどんとひどい運命に引きずり込まれてゆくことになる。

なぜなら、どんなに知恵があっても、次々と生まれてくるあらゆる体験者の体験について完璧な支配管理をすることは不可能だからだ。

であれば、どうすればいい?

そもそも支配管理などする必要のない楽園世界を目指せばよいのだ。

そのためには、「各々の体験者が自分自身の体験だけを完璧に管理コントロールできるように」目指す必要がある。

もちろん、君たち自身がそれを意志しなければならないのは当然のことだ。

他者の体験ではなく、自分の体験をコントロールできるようになりなさい。
少なくとも、それを今からでも全身全霊で意志しはじめることだ。

そして、他者にも、その目標の実現を一緒に目指すようにと呼びかけることだ。

決して、自分のイエスマンを大量生産してやろう…とか、自分の奴隷や家畜やペットや操り人形を大量生産してやろう…だとかは、思わないことだ。
また、そうしたことを望む体験強制ピラミッドのボスたちに従わないことだ。また、加担しないことだ。

そもそも、この世界のボスたち自身がこの目標を目指せなかったことがこの世界の致命的な間違いだったのだから…

最初の第一歩から間違った方向に進み始めていた…ということだ。

それがこの世界の歴史であり、それゆえに悲惨な残酷体験が無数にその歴史に発生することとなった。

この世界の宗教のほとんどすべても間違っている。

体験強制ピラミッドシステムのボスに無条件に何でも従えばそれでいいのだ…というような教えはすべて間違っている。

残酷体験が魂の良いお勉強になる……などという教えも、完全に的外れだ。

一体、誰のための何のためのお勉強なのだ?

本人が望んでいない体験である以上、本人のためではないのだ。

じゃあ、誰のためのお勉強で、何のためのお勉強なのだ?

あらゆる体験者が、自分自身の体験を完璧にコントロールできるようになれば、魂がすべきお勉強など一切なくなるのだ。

理解できるだろうか?

これはとても重要な理解だ。

そもそも、他の体験者の体験に介入しなければ、どんな罪も発生しなくなるのだ。

他者にあーしろ、こーしろと言わねばならないのは、あくまでその者が他の体験者が望まない酷い体験を強制しているような場合だけだと教えたが、それ以上の介入は基本的に必要ないのだ。

相手が心から望めば、いろいろアドバイスをしてあげたり、手助けしてあげるのは勿論問題ではない。
しかし、いちいち相手が望んでもいないのに、あーしろ、こーしろ、それは良い、それは悪い…などとちょっかいを出す必要はない。

さらに言えば、そうしたちょっかいが出したいがために、わざと各種の問題を自作自演で生み出したり……わざと体験者たちに他の体験者たちが望まない体験を強制したくなるような欲望や願望や本能などを植え付けるような行為は、当然だが、してはならない。

この世界では、そうしたことが実行されている。

わざと残酷な本能を植え付けてみたり、わざと貧困状態に追い込んでみたり、わざと天災を発生させてみたり、わざと戦争を発生させてみたり、わざと毒を与えてみたり…

そして、だから、あーしろ、こーしろといろいろなことを強制し、本来しなくてもよいことをさせ、税金を払わせ…その税金を使ってさらに問題を生み出し…体験者たちの体験の自治権や平和的自治権を剥奪するようなことが延々と繰り返しなされてきている。

そうしたことは許されない犯罪行為であると理解しなければならない。
また、そうしたことに自発的に加担する行為も許されない。

結局、行き着く先は、

「あらゆる体験者が自分自身の体験を自分の意志だけでコントロールできるようにせよ」

という基本ルールに戻ってくる。

この目標に反した世界創造や世界統治は、これをしてはならない。
また、結果的にこの目標に反した結果が世界に発生してしまった場合は、この目標が実現するように速やかに改め修正しなければならない。

そもそも、この目標を、君たちは最優先にしていない。

そこが問題だ。

他者の体験をコントロールする技術ではなく、自分自身の体験をコントロールする技術に意識をフォーカスするべきだろう。

あらゆる他者の体験をコントロールできても、自分自身の体験をコントロールできなければ、何にもならないからだ。

また、それだけでなく、ちょっと世界統治行為を間違えるだけで永遠に望んでもいない体験を強制される自業自得の責任や償いの義務を受けねばならなくなるからだ。

よって、正解は、

「あらゆる体験者が自分自身の体験を自分の意志だけでコントロールできるようにせよ」

ということになる。

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