2022/11/6

前回の日記から大分期間が空いてしまった。
仕方ない。
無理をしない。それが一番大事。
いや、そもそもそんな大層なことではない。
無理に考え詰めて物事を大きく捉えすぎるのは、精神に余計な負荷がかかる。
何事も、ハードルは下げて考えよう。


田舎の風景が好きだ。
実際に田舎に住んでみたいと思う。
おそらくそれは、比較的都会に生まれ、育ってきた者の夢想的な憧れにすぎない。
所謂田舎に、現実に暮らしている人からすれば、田舎暮らしなんていいものじゃないと謗りを受けるかもしれない。

謗りは言い過ぎか。

それはそれとして、憧れは置いといて、都会から離れた生活をしてみたい気持ちはとても強い。
今の生活に不満があるとか、都会に疲れたとか、都会に精神を擦り減らしているから、田舎で緩慢な時間感覚の中、余裕を持って暮らしたい、みたいなことではない。

単純に今と違う風景をみたい。
今までと違う風景の中に身を置きたい。
都会で生まれ、都会に暮らしてきたから、都会に疲れることなんてない。
都会は、他者として向き合い続けなければならない対象ではない。
すでに都会は自分の中に取り込まれているような感覚。
いや、都会に取り込まれている感触。

日本は広い。
自分が思っているよりも、おそらく何倍も。

都会にはあらゆるものが揃っている。
揃いすぎている。
不自由などほとんどない。

だけど、それは全てじゃない。

都会を取り込んだ自分。
都会に取り込まれた自分。

今いる地点から、半径数キロに全てがあると思ってしまわないように。
動く必要がある。
物理的に。
どこかへ。

そんな気分。



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