ラーメン(#テレ東ドラマシナリオ)

#テレ東ドラマシナリオ

④聞こえるはずのない声

二流漫画家とコメントされたことを気にしている男性(26歳)
ある日友人とラーメン屋に行くと、ラーメンが喋っていることに気づく。自分に妄想だと言い聞かせなんとか友人にバレずに済んだが、その後自分の彼女からB級グルメラーメンフェスに誘われてしまう。
あちこちからラーメンの声が聞こえる中、彼女にバレないよう振る舞う男性だったが、自分の買ったラーメンが彼女の財布がなくなっていることを指摘する。男性はラーメン片手に犯人を探し出す。B級と呼ばれていても自分に誇りを持っているラーメンの姿に、自分の漫画を見つめ直す。周りのラーメンに協力してもらいながら犯人を見つけ出した。犯人を捕まえた後、自分の持っていたラーメンに頼まれる、暖かいうちに食べてくれ、と。そのラーメンに感謝と友情、頬に伝う一筋の涙を感じながら、ラーメンを汁まで全部食べきる。彼女に「涙流すほど美味しいの?」と聞かれ答えた。「味はいまいち!」

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