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定期テスト対策について その2

こんにちは、彩です。
中学生は、いよいよテストが近づいてきました!

前回、1年生は自習の基礎体力づくりという話を書きました。

もちろん始めから全て上手くいく人はいません。
色んな勉強の仕方を試しながら、失敗もある中で、成功の体験をすること。
試行錯誤しながら勉強をして、自分の納得いく点数が取れた子は、その勉強方法を他教科でも試していくようになり、「自分の勉強方法」を確立していきます。

壁にあたる経験

一年間のテスト対策で42時間×4回、なんと168時間の勉強を積み上げます。
その中で自分の勉強スタイルができて、2年生になる頃にはこのまま上手く行く・・・?
と思ったのに、壁にあたることがあります。
「こんなにやってるのに、テストで点数が思う様に取れない」
「どうしても8割から上がらない」
「先生が変わって、どうしたらいいのか分からない」

また陵光では、2年生の4月に「進学説明会」をオンラインで開催します。
高校受験には「内申(中学校の成績)が大切である」ことを親子そろって聞いてもらいます。
2年生になったここからが勝負!と伝えているのです。

そして中2になれば、プライドや自我が芽生える時期でもあります。
「次こそは成功したい!!」と強く思い、
どうすれば成功するかを「相談する」という行動に出る子が出てきます。

2年生は「行動の変化」がカギ

相談を受けたら、私たちはとことん一緒に考えます。
前回のテストの問題用紙と解答用紙を持ってきてもらって、出来たところと、出来なかったところを研究し尽くす。
時間配分は、勉強のバランスはあっていたのか?
出題はノートか、プリントか、ワークか、どこが多いのか?
次の試験で成功するために、今の自分のどこを変えればいいのか?
私たちは一緒に考え「次はこうしてみよう!」を見つけ出します。

大切なことは「自分を変えたいと思って行動できるかどうか」です。

42時間に囚われず、もっと勉強する子も出てきます。
得意な教科ばかり勉強してきた子も、自分を変えようと、苦手な教科を中心に4週間前から先に勉強し出すようになります。

自分を変えようと行動する力を、育てていきたいと思います。

いい集中!

テストが返ってきた時がチャンス

家でテストの点数を聞いたら、
「あんなにやったのにこの点数??」
と言いたくなってしまう事もあると思います。
本人としては「時間をかけて一生懸命やったのに・・・」と思っているかも知れません。

本人が「悔しい!」と思った時がチャンスです!
責めたい気持ちは少し吞み込んでもらって(汗)
「次はどうしたらもっと点数が取れるかな?」と考えるキッカケを与えてもらえたらと思います。


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