「できる」「できない」は問題じゃない、「やるか」「やらないか」が問題なんだ!!
って、言ってることは分かるけど
それができないからみんな困っているのでは?
こんな感じで世の中にはさも説得力があるように聞こえるけど、実際は「そこをどうするかで困っているからそのノウハウを教えて欲しい!!」と言うものが多々あります。
僕の父は一時期(それもかなり長い間)ハウツー本をよく購入していました。
ハウツー本とは、新聞や雑誌の広告欄で、「頭が賢くなる10の方法」とか「凡人が知らない天才がやっていた習慣」みたいな、いかにもできる人間になれそうなタイトルで「早くも重版出来!!」(ドーン!!)とかの吹き出しがついて紹介されているやつらです。
僕も時々読んで、実際に真似してました。
赤や青や緑のペンで本に線を引いてみたり
抱えている問題を紙に書いて、それから考えられる原因とか、できる手段とかを芋ずる式に伸ばして最善策を出したりとか
やってみましたけども
が、しかし
なかなか上手くいかない
なかなか身につかない
なんでだろう?とずっと思っていたら、ある時気づきました。
「これ、人が考えたオリジナルの方法だよね。じゃあ、その人は上手くいくかも知れないけど、他の人は無理じゃね?」
ってことに気づいて以来、僕はハウツー本を読むのを止めました。
まぁ、100%無駄にはならんだろうけど、理想とする人間にはそう簡単にはなれんのですよ。
そして、今までハウツー本を読んできて、最終的に導き出された答えがこれ
「人生というサバイバルを攻略する、ハウツー本なんかない」
結局、大事なのは方法じゃなくて、気持ちでした。
現場からは以上です。
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