信用評価損益率

かんたんに言うと、投資家が信用取引で儲かっているか損しているかが、ほぼリアルタイムでわかる指標です。少しむずかしいので、くわしく説明していきます。

信用評価損益率とは?

信用評価損益率とは、信用取引をおこなっている投資家の、買い建ての評価損益(含み損益)がどうなっているかを見ることができます。信用評価損益率を使うことで、相場全体の底入れや天井が計れます。計算式は次のとおりです。

通常、信用取引損益率はマイナス圏で推移していることがほとんどで、-5%~0%あたりまでくると天井に近く、-20%~-25%あたりで底入れが近いサインという経験則があります。

😎ポイント😎
損している人が少なくなると(-5%〜0%)
利確勢と空売り勢で下がる。

信用評価損益率は、どこで見ることができる?調べ方を紹介

各証券会社によって、信用評価損益率の出し方はさまざまなので、調べ方についても解説します。まず各証券会社の情報の差ですが、圧倒的に松井証券が優れています。松井証券はマザーズ市場と二市場(東証・名証)が見られますが、楽天証券・auカブコム証券は二市場のみです。

新興市場の代表ともいえるマザーズ市場の状態を知ることは不可欠です。また、公表のタイムラグですが、松井証券は翌日に対して、楽天証券が毎週木曜日発表、auカブコム証券が1か月遅れでの発表となっており、速報性が重要な指標ですので、松井証券が圧倒的に便利です。


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