#獅子ドラ21 ホクソン陣営の指名について
はじめに
6月21日にすんさん主催の獅子ドラ21が行われました。獅子ドラ21とは、全球団が西武であるという設定のもと行う仮想ドラフトのことです。その仮想ドラフトでの指名をまとめてみました。
補強ポイント
今回のドラフトで私がテーマとして挙げたのは
・主力野手の世代交代に向けた準備
・投手陣のレベルアップ
の2点です。
まず1点目についてですが、西武といえば2018、19年などで中心となった「山賊打線」が有名ですがその中心となってきた選手も20代後半になってきていて、FAなどでの流失あるいは衰えも考慮しなければいけません。つまり世代交代が必要不可欠なのです。そしてまた未来の山賊打線を構築していくのです。この理由から、今回の仮想ドラフトでは将来、チームの中心的選手になる候補を確保する必要があると思いました。
2点目については、現状高橋光や今井などが先発で、平良などが中継ぎでと若い選手がそれぞれの核になっています。ただ、今の現状に満足してはいけないと思います。そこで投手陣のレベルアップのために、即戦力で活躍できるような選手を獲得していきたいと思いました。また、投手陣においても1点目のように将来のコア的な役割を持つ投手も取りたいな、と思っていました。
実際の支配下指名とその意図
1位 小園健太 投手 市和歌山高
1位では将来のエース候補を確保しようと思っていました。風間森木なども候補に入ってきましたが、なるべく競合を避けたいという理由から小園の一本釣りを狙いました。結果、一本釣りに成功し大変美味しい指名となりました。
小園は、最速152km右腕で伸びのあるストレートとキレ良く曲がるスライダーが持ち味です。とても完成度が高くかなり早くから一軍で活躍するのではないでしょうか。
https://twitter.com/draft_note/status/1374199619689668609?s=21
2位 石田隼都 投手 東海大相模高
2位では松川(市和歌山)を指名予定でした。しかし、まさかのミっきィさんが1位指名されてすぐに消えてしまいました。急遽予定を変更してこの投手を指名。タウさんが1位指名を公言していたのですが指名されなかったので密かに狙っていました。
石田は、センバツで最もアピールできた選手ではないでしょうか。ただ素材型で体も細いので時間をかけて育成していってもらいたいです。
石田隼都(東海大相模)
— 甲子園ボーイ (@vMEn0R1RUgzR7We) March 31, 2021
4試合で26イニング43奪三振
防御率0.00の怪投を見せる⚾️#石田隼都#東海大相模 pic.twitter.com/Gmx6FQsFdh
3位 粟飯原龍之介 内野手 東京学館高
ここは予定通り。将来のチームの核になれると思っています。
粟飯原は、高校通算26発&50m5秒9の身体能力の高い大型ショート。長打も安定して出てる事も高評価。
4位 北山亘基 投手 京都産業大
高校生を3人指名し満足したので即戦力投手に焦点を合わせました。上位で消えるだろうと予想していた北山が残っていたので、迷わずに指名。
北山は、最速151kmの強いストレートが魅力です。プロでは先発でも中継ぎでも行けると思っています。
5位 藤井健平 外野手 NTT西日本
外野3人の絶対的レギュラーがいない西武で、外野を全体的にレベルアップさせるような存在が欲しかったので指名。
藤井は、遠投125mの爆肩と50m5秒9の俊足が魅力。また去年の都市対抗でホームランを放つなど長打力も兼ね備えています。
6位 手塚周 投手 SUBARU
残ってる即戦力投手候補のうちで1番高く評価していた手塚を指名。
手塚は、スピンの効いたストレートと多彩な変化球が魅力です。引き出しの多さを感じるのでプロでも適応できるのではないでしょうか。
7位 中川智裕 内野手 セガサミー
内野のバックアップ候補と右の長距離砲が欲しかったので指名。当初の予定では内野のバックアップ候補を和田(トヨタ自動車)や大内(JPアセット証券)らで埋めようと思っていたのですが、中川が残っていた事もあり長打も打てる方を優先して指名しました。
中川は、長打力が魅力で守備も悪くないように思えます。三振率が課題ですが西武ならなんとか育成してくれるでしょう。
8位 猪田和希 捕手 JFE東日本
隠し玉です。(隠れていたのかは分からない)
猪田は、都市対抗でもホームランを打ったことのある長打力が魅力です。現在はレフトを守っているようですが、キャッチャーでも問題ない守備力だと思います。
育成指名について
育成は支配下指名の候補であったが、支配下で漏れてしまった選手を指名していく方針でした。
育成1位 山下陽輔 内野手 智辯学園
まさかの支配下漏れした選手です。粟飯原(3位指名)が取れなかった時の候補だったので、個人的には3位クラスの選手を育成で取れた気分です。
山下は、去年の近畿大会決勝で松浦(大阪桐蔭)からホームランを打つなど長打が魅力です。守備も強肩で問題なさそうに見えます。何かきっかけを掴めば大成するのではないでしょうか。
育成2位 井上絢登 外野手 福岡大
支配下指名の候補にも上がっていましたが、育成2位まで残っていたので指名。
井上は、福大のギータと呼ばれる強打が魅力の外野手です。今回の全国大会ではホームランこそ出なかったものの、高打率をマークしアピール成功しました。西武の育成で化けてくれるでしょう。
まとめ
・上位で将来チームの軸になれるような高校生の指名に成功した。
・投手陣は即戦力として使えそうな大社卒を2人指名。一年目から活躍してもらいたいです。
・一年目からレギュラー争いに加われそうな社会人の内野手、外野手をそれぞれ下位で1人づつ指名。それぞれの層を厚くしてくれることを期待しています。
・反省点としては、育成で投手を取るべきだったかもしれません。また独立の指名ができなかったので少し残念です。
最後に
また次の仮想ドラフトの振り返りでお会いしましょう!
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