銀行業務検定税務4級受験記録
税務3級受験記録はこちら
■銀行業務検定税務4級概要
初級行職員等を対象に、税務全般に関する最も基礎的な知識について、その習得程度を測定します。
三答択一式50問の試験です。50問の内訳は以下のとおり
(1)税の常識7問(2)所得税20問(3)相続税・贈与税13問(4)法人税5問(5)その他の税金5問
参照:税務4級
合格は60%以上なので30問正解出来れば合格です。
合格率も毎回60%程度であり、比較的易しい試験と言えるでしょう。いきなり3級から受験しても良いと思いますが、私は段階を踏んで学習して行きたいと思ったため4級からの受験となりました。
■受験動機
所得税を扱う仕事をすることになり、基本的な税の知識を勉強しようという思いで受験を決めました。前提知識としては2年前にFP2級を取得していますがあまり覚えていませんので復習がてら勉強をしてみます。ちなみに私の仕事は銀行とは全く関係ありません。もちろん銀行関係者ではない方でも受験は可能です。
■購入テキスト
テキストは不要で公式の問題解説集のみで良いでしょう。所得税を初めて学ぶ方は税金の入門書を購入するのも良いかもしれません。合格のみを目指す方ならこの問題解説集のみで問題ありません。
■勉強方法
前述の問題解説集を3週しました。解説をしっかりと読んでなぜその選択肢が正解なのかを理解することが大切だと思います。
■勉強時間
10時間
■試験結果
CBTで受験しました。
1.税の常識:5/7問
2.所得税:18/20問
3.相続税・贈与税:6/13問
4.法人税:4/5問
5.その他の税金:5/5問
合計:38/50問 76/100点
相続税贈与税で点数が伸びなかったですがなんとか合格できました。
■まとめ
試験の選択肢が3択ということもあり非常にとっつきやすい試験です。手始めに税金のことを勉強したくて、なにか資格を取りたいと言った方にはオススメできる試験です。この資格からステップアップしてFPなどを受験して実務や転職への足がかりに活かすことも出来るかと思います。私はこのあとすぐに税務3級の勉強に取り掛かりました。