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『希望と絶望 その涙を誰も知らない』を見ての箇条書き

文章にまとめるより、備忘録として。

タイトルにある「絶望」という言葉しか感じることができなかった。
では「希望」はあった?
とはいえ、全体の流れが散漫で「絶望」にも少し足らず。
点と線でもなく、面でとらえた描写なのかなと。
グループのドキュメンタリーなのだから、そうせざるを得ないのかもしれないけど、2時間弱の映画作品とするならもう少し「見せる」流れがあってもよかったのではないかと。
冒頭でキャプテンが「物語として消費して欲しくない」的な事を言っていたけど、大衆がアイドルに求めてるものって「物語」な人がそこそこいるのではないかなと思う。
物語にしないと、理不尽に耐えるサラリーマンと変わりないのだから。

以下絶望集
ラヴィット?終わりのかとしがインタビュー中に崩れてしまうところ「しんどいですって言ったら仕事なくなっちゃうと思ってた」
金村のセンター発表の時の表情
富田休業報告の時のこさかなの死んだ表情
ドーム直前で22人揃わないことがわかったときの渡邉美穂さんが崩れ落ちるところ。「どうして!?」っていう言葉。
炎天下のけやフェスをやり遂げた後のLINEでのダメ出し。そこからの最終日巻き返したかと思ってからのやっぱりダメ出しをされて、立場上それを受け入れて「前向き」な言葉を言わなくてはならないキャプテンの表情。
そもそもそういうことをグループLINEでやるなよ。
このツアー楽しいですか?と聞かれたおたけの表情。
渡邉美穂さん卒業報告の場面では崩れてる人はいなかったけど、ある程度察していたのか、その時点で実感がなさすぎただけなのかどちらなのだろうか。
いずれにせよ、あの雰囲気から希望は感じ取れない。
ドームに出れなかったひよたんのインタビューは欲しかったかな。絶望の最もたるものだと思うから。
とはいえ、渡邉美穂卒業セレモニーで全員ライブがクリアできてしまったので、それほどウェイトは重くなくなったのかもしれない。

希望らしきものは
かとしがチアで崩れた時、こさかなが崩れた時に、それぞれみくにちゃんが支えてるところ。
メンバーがバラバラだったツアーを乗り越えてドームではひとつになれていた?

余談
にぶちゃんはどんなマイナスなことを言っててもシリアスさがまったく伝わらない
みーぱんの休業がスルー
エンディングテロップ後のキャプテンと渡邉美穂さんのやつは反則ですよ
でもそのおかけで、作品としての焦点がぶれてしまった気もする
運営が「あなたたちの魅力は、無理そうなことでもがむしゃらに頑張ってやりとげるところ(曖昧)」って決めちゃってるのも、それをメンバーに言っちゃうのはとても危険な気がする。
キャプテン。ソロ仕事は他メンバーよりも多いはずなのに、それを微塵も感じさせず、少なくともこの映像の中では負けそうなとこを見せてない。
最後のシーンの通り、渡邉美穂さんがいたからこそ踏ん張れてたバランスが今後どうなるのかは不安しかない。
影山さん、富田さん、そしてみくにちゃんがそれぞれ違うアプローチで渡邉美穂さんの後継になるのかなと思ったり。
前に出つつも、後方支援もしてた渡邉美穂さん、ユーティリティプレイヤーすぎる。
こさかなさんも、今年か来年くらいには何か成し遂げたと思ったら辞めてしまいそう。
主にコンサート絡みでメンバーと運営の間に乖離が感じられるから、今後修正できないと厳しそう。

あらためて。そこに「希望」はあったのか?

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