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『櫻坂46 4th ARENA TOUR 2024 新・櫻前線 -Go on back?-』雑感

※ツアーのネタバレ要素があります。
 ツアー本編は終了しましたが、6月の東京ドーム公演はこのツアーの追加公演という扱いのため、基本的な構成は同じかと思われますので、そのことを承知したうえで読み進めてください。

本記事は、『櫻坂46 4th ARENA TOUR 2024 新・櫻前線 -Go on back?-』横浜公演1日目の感想です。
文章にすると時間がかかるので、曲毎に箇条書きで感想やメモ書きを列挙していきます。
これをあとで見返しつつ、ドームで見て、再確認したり変化を楽しめればなと。

◆開演前
会場内見渡すと、これまでと比べて花道が多いためアリーナの客席数少なそう。
凝ったステージ装飾はない→花道全部がLED+下からのスポットライトがあって光の芸術だった。
メインステージ小さめ。花道に行くのに一旦後ろのアップダウンするステージに移動しないと両サイドの花道に行けない。
センターステージからさらに飛び出たステージが、ずいぶんと簡素で下が透けて見える。強度が不安。(簡素なのは後述しますが多分曲の演出のためかもなと)

●マンホールの蓋の上
一発目、モニターに映った森田ひかるさんが美しすぎて息をのむ。西洋の陶器人形のよう。
続いてポニテの美少女が映ったときに誰???ってなった。まりのさん可愛すぎた。
シニヨン(本人曰く小籠包らしい)のうえむーさんも可愛かった。
美青ちゃん映って、あれ?もしかしたらゆいぽんの代替で入った??(そのようです)
Whacha say we do ?を二拍子じゃなくて四拍子のクラップで煽るのが新鮮。
今後、Dead Endと合わせて会場を温めるのに使いやすそう。

●摩擦係数
メインステージとセンターステージで理性チームと野生チームに分かれるの最高。
るんさんも天さんもすごい(語彙なし)
やっぱりフロント身長差コンビ(存在しない日本語)なんですよ……

●BAN
表題曲を序盤で並べられる強さ。
最近スペシャルBANばかりだったから普通のBAN(とは)が久しぶりな感じ。
センターステージに降りてきたSZKは邪魔。
反対側が完全に見えなくなってしまうので、表裏とかそういうなんか意図があるのかないのか。(あんまりなさそう)
石森ちゃんのエモーショナルな「あんなに時間はあったじゃないか」と比べて、るんさんのはちょっと冷たい諦観みたいな感じも好き。
センターステージ踊るちゅけさんを双眼鏡で見てて、動きも良いし、表情もとてもいいのだよな。
あと動きが良いのは、まつりちゃん。彼女もずっと手を抜かずどんな場所にいても常に誠実に真面目に臨んでいるように見える。

●Anthem time & ドローン旋回中
三期生のアゲ曲と一・二期生のアゲ曲のミックス!
どうせならちゃんとマッシュアップしてほしかったな。ちょっと雑すぎた。
アンセムタイムのサビのとこはメンバーに合わせてみんなジャンプしよう?
この二曲は全員曲にしてほしさもある。

●Don’t cut in line!
ラスサビのとこで衣装早替えすごい。あれだけのための白い衣装可愛かった。(過去衣装の使い回し?)
的野村山イケメン二人いるのずるい。ずっとキャッキャウフフしてた。(気持ち悪いおじさん)

●コンビナート
普段はきらちゃんのダンスとか表情とかあまり見れないけど、この曲はちゃんと見ることができるのいい。
今の櫻坂46の屋台骨である2期生だけの楽曲なので、なんか特別な感じがする。

●何度LOVE SONGの歌詞を読み返しただろう
センターステージに机と椅子が並べられ始めた時点でこの曲がくることがわかった。
MVに合わせたおそらく今回だけの演出で、一糸乱れぬパフォーマンスとその中で普段のイメージとまた違う村山美羽ちゃんがきらきらと笑っていて、衣装も制服だしこれは青春そのものじゃないか!(アイドル+青春に弱い)
今回のライブで一番心に響いた。そしてまぶしすぎて本当に泣いた。

●油を注せ!
ちゅけさんセンター。MVと同様にストーリー性がある構成の中での表情の変化がとても良い。
三期生も、これまでの曲では見れなかった表情が見れるので、次はそこにもっと注目したい。

●恋は向いてない
事前に会場毎にユニット曲を1曲づつやってるらしいと察していてしまったけど、どの曲をやったとかはわからなかったので、なるほどなと。(心の影絵が見たかったです)
大人っぽい妖艶な雰囲気は、夏鈴ちゃんもゆーづもすごいんだけど、優ちゃんがピカイチだった。一年前は曲に感情を乗せるのが苦手と評価されていた彼女がこんなになっているなんて。もともとダンスが一番できる人なのに、さらに無双状態になりそう。

●cool
大園玲ちゃん髪切っててさらにキュート。
coolの時の表情の見せ方がとても好きだ。
「SZK」はやっぱり邪魔だ。
振りの中で髪をつまむとこで、夏鈴ちゃんが髪をつまんだらきれいにゴールドのインナーカラーが見えて、ライオンのようだった。かっこいい。

●承認欲求
アニラの時はメイン曲扱いだったけども、実際にはこの辺(終盤のはじめの方)でやるのが一番しっくりくるのかなと。
ラスサビ前の間奏部分がアレンジされてて、ダンストラック風になってて、そういえば今回は全員が順々に披露していくダンストラックやってないなと気付く。

●静寂の暴力
メインステージからセンターステージに静寂の中歩いている瞳月ちゃん。アニラの再演か?と思ってたら、センターステージについてから更にすごい演出が待ってた。
静寂の中、まず瞳月ちゃんが踊りだす。ステージを蹴る音・踏みしめる音・動くことで乱れる呼吸。それらがすべて静寂のアリーナ内に響き渡る。
ほかのメンバーも続くように踊りだす。足踏みの音がきれいに揃って響く。
ようやくピアノのイントロが始まる。
そして歌唱がかぶせ無しのネイキッドな歌声。(ユニゾンのところは多分かぶせ)
激しく体を動かしながらだから声がぶれるし、高音が出ないところもある。でもそれがリアル。
この曲だけ等身大の三期生を感じさせる演出はとてもサディスティック。

●泣かせてHold me tight!
一転してインド風のイントロが始まってスタートすると会場の雰囲気がガラッと変わる。センターの山﨑天ちゃんの凄さだ。
メインステージに天ちゃん。上手花道の最後方の昇降機に夏鈴ちゃん、下手昇降機にるんさんが立ち、フロント3人でトライアングルになったときに、ああなんかすげえなとなった(再び語彙力なし)
でも個人的には静寂が凄すぎて、あんまり頭に入ってこなかったので、次はちゃんと見たい。

●Start over!
ゆいぽんもいなくなって、いよいよ夏鈴ちゃん一人で踊り狂う構成になったけども、それでも寂しい感じがしないのが彼女の表現力なのか。
イントロの煽りがないとちょっと寂しく感じるようになってしまった。

●何歳の頃に戻りたいのか?
モニタに時計のイラストが表示されたので、いよいよ最後かなと思ってたら、堂々と「LAST SONG」っていっぱい出てきて、ちょっと笑ってしまった。親切だね!
最後、天ちゃんが桜の花びらを拾い上げて、(多分)アウトロが逆再生されて終わる、というのはどういう意味なのか。個人的には、このライブのタイトルが「-Go on back?-」なのだけど、英語にはこういう表現はないらしく造語?っぽいけども、「過去に進み続けるの?」という問いかけに、過去に進む(顧みる)んじゃなくて、未来へ進もうよというテーマなのかなと思っているのだけど、そこで逆再生(過去に遡る)するのは、これだけ楽しかったのにそれでもまだ過去を見ようとするのかい?という提示なのかなと。(単純に、本編終わるけどまだ終わらない(アンコールがある)よ。ということなのかもと今思った)

◆アンコール
●Buddies
多分、まつりちゃんが歌メンに初めて入るようになったと思うんですが、なんかいい。とてもいい。
アンコール定番曲でファンサ曲だけども、曲自体がとてもいい曲なので、なんかもったいない気もする。

●櫻坂の詩
ラスサビ近くで誰かが歌っている最中の花道のところでスポットライトも来ていないのに、凛と踊るメンバーがいるなと確認したらえんぴかちゃん。彼女もとても真摯にステージに挑んでいるよなあ。
最後の方で、隣にいたメンバー(愛李ちゃんらしい)を凝視(無表情でずっと動かなかった)夏鈴ちゃんがモニターで抜かれて、ちょっと会場がざわついていた。
そのあたりでメンバー同士が手を繋いだり、肩を組んでいて、これは私立恵比寿中学の「手をつなごう」「永遠に中学生」じゃないか!とポイントがずれた盛り上がりをしてた。客側が隣の様子を伺うことなんてまるでなく。(今は本家もそんな様子はないらしいですが)

◆終演後
感想戦で終演後にロゴの白い部分がピンクになってたけどあれはいつも?と聞かれて初めて気づいた。
ツアータイトルが「新・櫻前線」だから、ライブ後に開花したのかな。

東京ドームの大きさで今回の内容がどんな風になるか想像できないけれど、とても楽しみだ。(まずチケット確保できるのか戦々恐々としてる)


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