転校。

そもそも比べるのはナンセンスなのかもしれないけれど、ももいろクローバー早見あかり脱退の中野サンプラザ公演と比較してみると、当日現場にいたわけでもなく、それまでの課程を知っていて推していたわけでもないのに、DVDで見ただけなのに、そちらの方がより心に響くのは何故だろうと考えていた。

1人と3人という違いこそあれど、リアルをショーにしたのか、あくまでショーの範囲内での演出なのか。本質が違っているのだと思う。そして百田夏菜子という絶対的な存在感。早見あかりと百田夏菜子の関係・経緯を少しでも知っていれば、その場に起こっている出来事を伝えるだけで感動が生まれたのではないだろうか。

私立恵比寿中学には突出したスターがいない。だから武道館の演出は見事だったと思う。個人ではなく学校という風景を見せてくれる。これからもグループが存在し続けるためにはベストな演出だったのだ。だから最初に戻ってしまうけれど、比べてしまうこと自体がナンセンスなのだ。別グループの話なのだからという結論に落ち着いてしまった。

ただ、まだ転校の実感はない。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?