「知らんけど」と「ロバート」の教え
元々は関西弁だったんですね。
私は「知らんけど」に冷たい響きを感じます。責任は取れないよ、何かあっても俺のせいにするなよ、と。でも関西の人にとっては、そこまで重いニュアンスを伝える語彙ではないのかもしれない。
私が「知らんけど」について考えるきっかけになったのは、2年前に発売されたこちらの本。帯の表紙側に「君たちに足りないのは哲学だよ。知らんけど」とだけ書かれていたのです。
もちろんその前から言葉自体は知っていました。会話や文章の中で用いることもあったはず。でも↑を青山