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【読み物】の読解‐時価総額とは何か?‐(2024年2月20日)

フェスティナ・レンテ!Ryotaroです!
今回はSWCというFiNANCiEコミュニティでけんすうさんが書かれている【読み物】というコンテンツの読解をしていきたいと思います!

SWCって何?という疑問がある方はこちらをチェックしてみてください。

それではいきます!

印象的なセンテンス①

で、さっきのケースを元に単純化していうと「1口5万円で、会社が全部で100株発行していると、時価総額は500万円」みたいな感じになります。1株あたりの価格に、全部の株式総数をかけたのが時価総額なわけです。

2024年2月20日の読み物より

印象的なセンテンス②

というので、ものすごくシンプルにいっちゃうと「時価総額とは、株を欲しいという人と、売りたいという人がマッチした時点で株価が決まり、株価が決まると、決まるもの」という感じです。

2024年2月20日の読み物より

この読み物が書かれた前日の2月19日の読み物では、「株式とは何か?」ということが書かれていたのですが、

この日はその延長線上で「時価総額」とは何か、ということが書かれていました。この言葉もよく目にするけどなんのこっちゃい、という人って案外多いのではないでしょうか。「時価」も「総額」もなんとなく言葉の意味合いはわかるのだけど、それが組み合わさると途端によくわからなくなりますよね。

時価総額=1株あたりの価格×株式の総数

印象的なセンテンス①にもあるとおり、時価総額とは1株あたりの価格に株式の総数をかけたものです。

1株が5万円だった場合
株式の総数が100株だったら、時価総額は5万×100=500万円ですし、
株式の総数が500株だったら、時価総額は5万×500=2500万円です。

また、株式の総数が100株の場合。
1株が1万円だったら、時価総額は1万×100=100万円ですし、
1株が10万円だったら、時価総額は10万×100=1000万円です。

時価総額=1株あたりの価格×株式の総数という式は覚えておいて損はないかもしれません。

価格は誰が決めているのか

では、1株あたりの価格は誰が決めているのか、ということですが、これは印象的なセンテンス②に書いてあるとおり「売り手と買い手とのマッチング」によって決まります。

売り手が「うちの株価は5万円です」と言って、買い手が「良いですね。買います」と言えばその株価は5万円ですし。それに対して買い手が「高いですね1万円なら買います」と言って、売り手が「仕方ないですね。では1万円にします」と言えばその株価は1万円になります。

なんじゃそりゃ、適当だな。と思ったかもしれませんが、東証株式市場などの多くの人が株の売買をするところでは、株価は適正な価格になりやすいです。適正じゃないものはたくさんの人に買ってもらえなくなりますからね。

一方で、そういった市場に上場していない会社の株価というのはだいぶアバウトです。アバウトだったとしても、その株を買いたい人と売りたい人とのマッチングが成立してしまえば、それでいいのです。それがその会社の株価になります。

で、忘れてはいけないのが先ほどの式。
時価総額=1株あたりの価格×株式の総数

上場している会社の株価は適正な価格になりやすいので、時価総額も適正なものになりそうです。

一方で、上場していない会社の株価はアバウトなので、そのアバウトな株価に株式の総数をかけると、とんでもなく高い時価総額になったり、反対にとんでもなく安くなったりもします。

と、今回の読み物では
・時価総額=1株あたりの価格×株式の総数であるということと
・上場している会社の株価や時価総額は適正になりやすいけど、そうでない会社はアバウトになるよ

ということを覚えておけばいいと思います。

それでは今日はこの辺で。
すろすろ、すろーす!


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