フェスティナ・レンテ!Ryotaroです!
今回もハイパー起業ラジオ:ネットワーク効果編について書いていきます!テーマは「本当の戦略とは」。これがこのシリーズの最終回です!
Podcastだと大体このあたり↓の内容をメインに扱います!
それではいきます!
ネットワーク効果について学んできたけど
これまで、このnoteのシリーズでは「ネットワーク効果」や「戦略」についてまとめてきました。
このまとめを通じて「戦わずして勝つためには何をしたらいいのか」「巨大な企業は戦わずして勝つためにどんな戦略を講じてきたのか」ということを学んできました。
ただ、これらのことについて学んだからといって、必ずしも「戦わずして勝つことができる!」という風になるわけではございません。
なぜなら「戦わずして勝つ」方法を学んでいるのは私(あなた)だけではないからです。
例えば、サッカーにおいて「パスサッカーが最強!」というブームが湧き起こり、みんながパスサッカーを練習し始めたら、それに対応した戦術や戦略が生み出されて、「パスサッカーは最強じゃなかった」という新たな定説が生まれることになります。
きっとその後も「守備固めからのカウンターが最強!」「ハイプレスが最強!」「現代サッカーの要はサイドバック!」とか色々な戦術や戦略が出てくるでしょうが、その度にそれらの説は覆されていき、それを追いかけている私(あなた)の手元にはもう使えないカードが残っているだけになってしまいます。
これは経営においても同じことが言えて、経営戦略の分野においては経営戦略を学ぶというぐらい矛盾したジャンルはないよねという言葉があり、「経営戦略って学ぶ価値本当にあるんですか問題」というのがあるのです。
定石を知った上で相手を困らせる
となると「本当の戦略とは何か」という話になりますが、これは「相手を困らせること」に他なりません。
例えば、テーブルゲームの「オセロ」においては「相手が石を置けない状況に追い込む」ということが戦略ですし、将棋の藤井壮太さんは「定石とは異なる手を打って相手に考えさせる=持ち時間を消費させる」という戦略を打っているからあんなにも強いわけです。
経営戦略においても、ただ闇雲に手数を出せばいい、というわけではなく、その一手一手が「競合を困らせること」や「困っていないのは自分だけという環境を整えること」に繋がっていなければなりません。
そして、「相手がどういうことに困るのか」というのを知るためには藤井壮太さんのように「定石」を知っている必要があります。
なぜなら、定石を知らないと「定石を崩す」ことができませんし、自分が思いついた打ち手が、古くからある定石なのか定石を覆えすために新たに生まれた打ち手なのかの判断がつかないからです。
ここで、現時点で明らかにされているネットワーク効果の16の定石をあげたいと思います。
この定石は、NFXというネットワーク効果についての研究を深いところで進めているベンチャーキャピタルが提唱しているモデルをClaudeというAIツールを使って私(Ryotaro)がまとめたものです。
こういった定石を知った上で、この定石の崩し方を考えることが大事だよ、というのが今回のお話なわけです。
どういう風に考えたらいいの?というのは前回の記事に書きましたのでそちらをご参照していただけたらと思います。
それでは、今回を含めて全9回に渡ってお届けしたハイパー起業ラジオ:ネットワーク効果編のお話しは以上でございます!
次回はペルソナ編についてまとめていきますのでよろしくお願いします!
それでは、すろすろ、すろーす!