見出し画像

コミュニティ×生成AIの可能性

フェスティナ・レンテ!Ryotaroです!
最近、SWCのコミュニティが面白すぎて、コミュニティについて考えない日はありません。

僕が「コミュニティ」について考えさせられたのはSWC内の読み物の記事なのでこのnote内でシェアできないのですが、けんすうさんのコミュニティについての考え方はハイパー起業ラジオを聴けば知ることができます。


また、こちらのポッドキャストの内容は、SWCのコミュニティメンバーのワーパパCTOさんのまとめ記事を読むとさらに理解が深まります。

コミュニティ内コミュニケーションについて

こういった「コミュニティ」に関することを見聞きし、学び、自分もコミュニティメンバーとして振る舞っていくうちに「すごく大事だな」と思ったのが、コミュニティメンバー同士の「コミュニケーション」についてです。

コミュニティ内コミュニケーションは、どうしても「アクティブなメンバー同士」のやり取りが多くなってしまいます。アクティブなのだから仕方がありません。

ただ、アクティブなメンバー同士で「共通の体験」のことを話しすぎてしまうと、その体験をしていないメンバーはそのやり取りの輪に入っていけず、疎外感を抱いてしまい、最終的にコミュニティ離れが起きてしまいます。

こうならないために必要なこととして、「パケット型のコミュニケーション」をしていく、というのが肝心なのかな、というのが僕の意見です。

パケットとは「情報」という意味で、「馴れ合い」と対をなすものだと思ってもらえたらいいです。「情報」か「馴れ合い」か。「情報」が勝っているのがパケット型コミュニケーションで、「馴れ合い」が勝っているのがグルーミング型コミュニケーションです。グルーミングとは毛づくろいという意味です。

そりゃ誰しもがお近づきになった人とはより親密になりたいと思うでしょうから、グルーミング型のコミュニケーションが増えて然りです。ただ、自分たちが排他的なグルーミング型コミュニケーションをしていることに無自覚だったばかりに崩壊したコミュニティは少なくないでしょう。「コミュニティ3年限界説」もあるくらいですからね。

SWCでは、初期からアクティブに参加しているメンバーが仲良くしている雰囲気はめちゃくちゃあります。しかし、「グルーミング型のコミュニケーション」に終始し、内輪ノリに傾いている雰囲気は今のところありません。

こういう雰囲気が作られているのは、コミュニティ運営に長年携わってきたけんすうさんが丁寧にコミュニティ作りをしていたからというのと、コミュニティメンバーがすごく意識的にコミュニケーションを取っているからだと思います。

コミュニティ×生成AIの可能性

このように、コミュニティ内コミュニケーションリテラシーの高いメンバーが集まるSWCに、生成AIブームが来ています。

簡単にアニメーションが作れるKn1ghtをはじめ、音楽生成のsunoや、 ChatGPTやClaudeというサービスもよく聞くようになりました。

このAIの波がコミュニティに及ぼすものはなにか、というのがこの記事の主題です。

僕はコミュニティにおける生成AIは「コミュニケーションツール」として機能するのではないかと思っています。

先ほど、コミュニティにおいては「パケット型のコミュニケーション」が大事。ということを話しましたが、「作品」は究極の「パケット」だと思います。

「こんな作品作りました!」
「すごい!」「かわいい!」「かっこいい!」

こんなやり取りが作品を作ることで生まれています。ひと昔前までは
「こんな作品作りました!」は一部の方にだけ許されたものでしたが、今ではどなたでも「作品作りました」と言うことができます。

生成AIに技術は必要ありません。
ChatGPTに「美味しそうなプリンの画像を作って」と入力するだけで下の画像が作れます。


この画像を、コミュニティに属していない人がSNSのタイムラインに投じたとしても誰からも相手にはされないでしょうが、コミュニティに属している人がこれを投じたらコミュニケーションが生まれる可能性は充分あります。

別に作品のクオリティが高い必要は全くない。
なぜなら、これは単なる「コミュニケーションツール」だからです。つまり「あいさつ代わりの画像生成」くらいのノリなんです。

それでいい。

このように、AIで簡単にみんなが作品を作るようになったら、クリエイティブを本業にしている人の価値がますます上がります。やはり、AIで生成していない作品は纏っているものが違います。

だからみんな、クオリティなんて気にせずにバンバン作品をあいさつ代わりに投稿しまくるといいのではないかと思っています。

別にインプレッションが稼げなくても問題ない。アテンションエコノミーの時代は終わっています。今はエンゲージメントの時代です。コミュニティの誰かからのいいねやコメントがもらえることが大事です。

おわりに

と、今回は割と長めに自分の考えを書いてみました。けっこう考えがまとまっていたので筆が快調に進みましたね。

せっかくなので、思考の手がかりとしたChatGPTの文章も載っけておきます。参考資料程度に目を通していただけたらと思います。

---

こんにちは、みなさん。最近、FiNANCiEというアプリのSWCコミュニティを楽しんでいます。少し前までは、FiNANCiEを一つの集合場所として見ていました。そこに集まって、同じ興味を持つ仲間たちと交流する場所だと。

でも、最近はちょっと考え方が変わってきました。FiNANCiEは集合場所じゃなくて、むしろ通過点なんじゃないかって。どういうことかと言うと、ここでの出会いや経験が次のステップへの橋渡しになっている感じがするんです。

その理由の一つが、SWCのメンバーたちがFiNANCiEの外でも交流を深めているからです。例えば、X(旧Twitter)やスタエフ(Stand.fm)、そしてnoteなどでのやり取りが増えているのを感じます。FiNANCiEで出会った人たちが、他のプラットフォームでも繋がりを持ち続け、さらに広がりを見せているんです。

これはまさに、FiNANCiEが一つの通過点として機能している証拠だと思います。ここで培った関係が、他の場所でも活かされ、新しいプロジェクトやアイデアが生まれているんですね。

また、作品作りに関しても最近考えさせられることがあります。以前は、作品を作るというのは一部の優れた人の特権だと思われていました。でも、AIの発展によって誰でも簡単に作品を作れるようになりました。これには「AIによる作品作りの民主化」とも言われる一方で、「作品作りの無価値化」という意見もあります。

しかし、これは一人で作品作りをしている段階の話に過ぎません。コミュニティに属している人たちにとって、作品作りはコミュニケーションの一環だと思うんです。SWCのメンバーたちが集まって、アイデアを出し合い、作品を作り上げていく過程は、単なる個人の創作を超えて、仲間との交流や共同作業の楽しさを味わう場でもあります。

ただ、コミュニティにおいてはどうしてもアクティブなメンバー同士のやり取りが増えてしまうので、「内輪ノリ」に発展してしまうことも少なくありません。内輪ノリで話されるのは、そのメンバーしか共有していない体験や共通言語です。すると、新規の人はそこの輪に入ってこられないことがあります。

しかし、作品作りをフックにしてコミュニケーションをすれば、新規の人も入りやすくなります。「おもしろい!」「かわいい!」「すごい!」といった簡単なリアクションも許されるからです。作品を通じて、新しいメンバーとの共通の話題が生まれ、コミュニティ全体が活性化するんです。

だからこそ、FiNANCiEや他のプラットフォームでの活動が重要なんです。ここでの経験や繋がりが、新しい形の作品を生み出し、それがまたコミュニティを豊かにしていく。そんな風に感じています。

みなさんも、FiNANCiEでの経験を大切にしつつ、外の世界にも目を向けてみてください。きっと、そこには予想もしなかった面白い世界が広がっているはずです。そして、その広がりがまたFiNANCiEに戻ってきて、さらに豊かなコミュニティを作り出すんじゃないかと思います。

---

僕からは以上です!
それでは、すろすろ、すろーす!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?