呼吸

"呼吸"
生命体が生きていくために必要不可欠なものです。

今日はそんな呼吸について書いていこうかなと思います。

そもそも呼吸とは?
空気中から酸素を取り入れ、細胞の代謝によって生じた二酸化炭素を排出するガス交換のことです。

ガス交換にも2種類あります。
肺で行うガス交換を外呼吸
各組織で行うガス交換を内呼吸といいます。

外呼吸・・・肺胞内のO2を血液に取り込み血液中のCO2を肺胞内に排出する。

内呼吸・・・血液中のO2を細胞がとりこみ、細胞は不要なCO2を血液中に排出する。

といった感じです。

ガス交換の代表的な異常として拡散障害がありますよね。

これは、O2が拡散によって肺胞から血液へ移動し赤血球中のヘモグロビンに結合する経路で病変や異常が生じるとO2の拡散が障害されます。

このO2の拡散経路としては
肺胞→肺胞上皮→基底膜→間質→毛細血管内皮→血漿→赤血球膜です。

拡散障害というのはこの拡散経路のうちいずれかに異常がある場合に生じます。

※ちなみにCO2は拡散能力が早いため拡散障害の影響はうけにくいです。

拡散障害の代表的な疾患としては間質性肺炎がありますね。

拡散経路の異常に関しては、理学療法で改善するのはどうにもならないのでやはり酸素が必要になってくる方は多いです。

今日はこの辺で!

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