FIM

リハビリテーションにおいて、日常生活を評価するツールとして代表的なものにFIMがあります。

FIMとは対象者が生活の場で"している"ADLを点数化したものです。

国はこのFIMの点数や在院日数を指標にリハビリテーションを評価してくれている現状です。

しかし、FIMの問題点として"している"という点にだけ着目してしまい、その動作の質は評価することができません。

ここでいう質とは、麻痺側がしっかり参加しているか、実用的な速度か、雑ではなく丁寧かなどです。

7点満点で採点しますが、充分に質の部分を評価できているとは思えません。

今後、何か質の部分を定量的に評価できるツールが出てきてくれればなあと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?