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#2 スタエフ物語 〜ヒトツナギ〜【初めてのライブ配信から得たモノ】

『前回のあらすじ』
洗練されたデザイン
余分な機能を一切取り除いたシンプルなデザイン
このstand.fm(音声配信)というアプリを知った僕は興味本位で始めた。

早速、収録を取り終え次にライブ配信を行った僕だったが1分たっても2分たっても人が来る気配がない。
5分経って未だ来ず「自分には向いてないのかな」と諦めかけたその時に1人の男性が!
その方の名前は『ルノルマン』さんだった‥ 



この物語はノンフィクションです。

冒頭の音声収録は当時のものです。
興味がある方は是非聞いてみてください。

記事を読まれてからですと尚楽しめると思います。

第一回ライブ配信の結末は‥

初めてのリスナーさん。

ライブ配信の画面に表示されたのは
プロフィールの名前とアイコンのみ。
とにかく初めてで全くライブ配信の仕方も
わからなかった僕は名前を読み上げ挨拶をしてみる事にした。

僕「ルノルマンさん、こんにちは」
すると

ルノルマン「こんにちは」
と返事があった。

「おー!!返事してくれたー!」と1人でテンションが上がった。
いや、普通やろ笑笑 と思われても仕方ないですが当時の僕にとっては喜びしかありませんでした。

そして次にその方がどんな人なのかを見てみることにした。
このstand.fmというアプリでは
相手のアイコンをタップするとプロフィールの上3行までは見ることが出来る。

「よし!ここから相手のことを知ってもっと話題を広げていくぞ」と考え早速アイコンをタップした。
すると、プロフィール欄に書いてあったことは

「数理占術士」をやっています。開運ラジオ番組!
気がついたら前向きになっているそんな番組を目指します!

と、書かれていました。

「いや、数理占術士ってなんやねん‥」
全く自分の知らない分野。
戸惑いを隠せなかった。
しかし、音声のライブ配信において沈黙は謎の空間になるのはご承知の上だと思う。

とにかく何か話せば。
数理‥‥占術士‥。
「多分、占いのことだろう!というかそれしかない!」と勝手に自己解決し、話を進めてみた。

僕「占い‥やられてるんですか?」
 「数理占術士というのはどういったものですか?」
と恐る恐る聞いてみた、
するとすぐに回答が、

ルノルマン「やっていますよ!興味を持って頂いてありがとうございます!」と

この時、僕は感じた。

音声配信といえど、やっている事は現実との会話と何ら変わらない。
強いていえば相手の顔や感情はわからないという事。
しかし、これは自分が相手にどれだけ伝えれる能力があるのか、聞き手に楽しんでもらえるような話し方ができるようになるのかを磨ける最高の場所でもあると。
細かくいうと他にも色々な要素があるが、ザックリ言うとこんなイメージだろう。


その後、僕はルノルマンさんの占いの世界にハマっていった。

30分経ち、1時間経ち、とうとう2時間が経過した。
あっという間だった。


自分の知らない世界
自分との年齢層の違う方との話
全てが新鮮で、自分にとって価値のある時間となった。
人との繋がり、コミュニケーションの大切さを改めて感じた。
最後のコメントに
「また来ます!楽しい時間をありがとうございました。」
当然、ルノルマンさんという方が素晴らしい方であったのは間違いない。初めての会話もままならない、僕のような配信者にも丁寧にかつ楽しませてくれるコメント。気遣いが素晴らしかった。

それと同時に「楽しかったです」と最後の一言。
これが何より僕が1番嬉しかった。
とにかく楽しんでもらおうと、自分なりに伝えた結果がこのようなコメントに繋がったのかなと思う。 

本当にありがとうございました。


緊張のライブ配信を終えて‥

ホッと一息ついて、スマホの画面を閉じた。

いい出会いだったなと再度、喜びを噛み締めた。

最初はライブ配信を初めても来てくれるのだろうか?
自分の話なんて誰が興味あるのだろうか?と不安でしか無かった。そんな僕にライブ配信の楽しさを学ばせてもらったルノルマンさんという方は今でも僕は忘れれない。

所詮、音声だけの繋がりだろうと思われるかもしれないが、相手はロボットでは無く、感情を持った人間だ。これは先程も言った通り、リアルな会話や電話だけではなく、音声での繋がりも同じ。
人には必ず感情があり、その感情に逆らえば当然人は嫌いになり、寄り添う事で人は好意を持つ。

まだまだ未熟な僕は一つずつ音声配信を通して学んでいけたらとこの時思った。

※その他にもライブに参加してくれた人も数人いたがその時の僕はそんな余裕は無く、1人の方を楽しませる事にしか集中できなかった。
その当時、ライブに参加して頂いた方達には申し訳ない事をしたなと反省している。


次なる展開へ『スタエフ居酒屋』開催!

その後、収録を毎日行い、ライブ配信も定期的に行うようになった。
しかし、前回のライブ配信のように上手くいかない。収録の内容にも興味を持たれない。

「そうか!みんなで楽しめるイベントをライブ配信で開催すればいんだ!」と考えた。
20代前半の頃の僕は毎週、飲み屋に行っては地元の友達とワイワイ他愛もない会話で盛り上がるのが好きだった。
これをこの音声配信で実現できないかと考えた時に思いついたのが、ライブ配信で行う

『オンライン飲み会』だった。

当時、コロナの影響もあり20時でお店が閉まるという事で開催時間は20時以降、イメージとしてはお店で飲んだ人達が二次会代わりに立ち寄れるオンラインでの飲み会の場として考えた。

そしてタイトルはstand.fm通称『スタエフ』ということもあり『スタエフ居酒屋』と名前をつけた。

「よし!名前も決まったしお客さんを集めるぞ!」
と、意気揚々と始めた僕だったが‥





続きは #3 スタエフ物語 〜ヒトツナギ〜
【スタエフ居酒屋 開催決定! しかしそこには大きな落とし穴が‥】

で、次回またお会いしましょう。

最後まで読んで頂きありがとうございました。
※週に1本 土・日のどちらかに投稿予定です。 



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