【ロックマンエグゼ6 改造カードあり】2023CSインビジのけぞりバスター
どうもりょうたくです。すごく今更感あるんですけど、ファルザー版でΩに上がったときに使っていた構築の紹介をしていきたいと思います。
1.シュウセイバスターについて
1-1.シュウセイバスターの種類
皆さん御存知だとは思いますが簡単に説明しておくと、シュウセイバスターは空撃ちバグを利用した戦法で、バスターの火力と追加効果で攻める構築となっています。追加効果は通常バスターとチャージショット（CS）で最大2種類採用でき、一般的に使われる効果には以下のような種類があります。（容量は考慮せず性能のみの比較です）
・ヒビ（バスター）
バスターを当てた相手の足元をヒビパネルにします。アンインストールを当てると相手の行動を制限しつつ火力が出せます。
・押出し（バスター）
相手を１マス押出します。押し出している間は動けない他、このゲームの強制移動系の効果は内部的にのけぞっている判定なのでCSのチャージがキャンセルされます。
・吸い寄せ（CS）
のけぞりの逆です。CSに変わったこと以外の効果はほぼ同じ。
・凍結（CS）
相手を凍らせます。凍っている間に追加で凍らせることもでき、一度凍結が決まれば大量のダメージ与えられます。
・泡（CS）
相手を泡状態にします。泡はバスター当てると解除されてしまうため、相性は微妙です。確定追加効果バグがあった頃は差別化できている部分もありましたが、アドコレでは凍結に勝っている部分がほぼありません。
これらの効果のうち、押出しと吸い寄せの複合のことをのけぞりバスターと呼ぶことがあります。今回はこの吸い寄せ＋押し出しののけぞりバスターについて紹介していきたいと思います。
1-2.シュウセイバスターの構造的弱点
一般にシュウセイバスターってめちゃくちゃ嫌われてると思います。その流れに乗じてか、「シュウセイバスター一強で面白くない」とか言ってる人も偶に見かけます。
実際、環境上位の構築ではありますが、ゲーム内の立ち回りでは対処できない明確な弱点があります。それは構築相性の部分です。
シュウセイバスター同士が殴り合った場合、構築によって以下のような優劣があり、上位のバスターには撃ち勝てません。
ヒビ＜吸い寄せヒビ＜のけぞり＜凍結
このため、バスターミラーになったときは圧倒的に凍結が強いのですが、その凍結もステガに完封されてしまいます。このように、他デッキよりも相性関係が強く出てしまうのがバスターの弱点です。
この弱点を克服するためにバスター構築は様々な工夫を入れています。例えばヒビバスターのある構築ではエリアスチールとオウエンカ、テングのCSで他のバスターに対抗できるようにしています。同様に凍結ヒビバスターはステガで凍結が効かない場合でもヒビで対抗できるようにしています。
今回紹介するのけぞりバスターはその工夫としてCSインビジを利用しています。
2.CSインビジブルについて
2-1.CSインビジブルの紹介
CSインビジブルはGBA版ではバグっていて大会使用禁止だった曰くつきのCSです。アドコレでは修正されたため使えるようになりました。
CSインビジブルはチャージ時間130fで120fのインビジブル状態になります。CSを発動後はすぐに次のため時間には入れないので実質30fくらい隙はありますが、かなり隙を減らせるCSとなっています。またラッシュサポートを解除可能なので必ずインビジブルを3枚使えるなどの利点もあります。
一方で攻撃性能はないので、その攻撃性能を非暗転チップやBクラックなどで補う必要があります。(参考ブログ)
2-2.CSインビジブルとバスターの組み合わせ
CSインビジブルはバスターとの相性が非常にいい戦法です。まずバスターはCSを変更する必要がないため、無理なくCSインビジブルを採用できます。またCSインビジブルの攻撃性能がないという部分はバスターによって補えます。加えてCSインビジブルは6MBという低容量で簡単に採用可能です。
これらの理由から、CSインビジバスターはかなり相性のいい組み合わせとなっています。
2-3.CSインビジブルと有利状況
※以下の話はこのブログを読んでいることを前提として話します。
CSインビジバスターはどのタイミングでバスターを撃ち、どのタイミングでCSインビジを使うのか、という部分が重要になってきます。
すごく簡単に言うと、有利状況ならバスター、それ以外ならCSインビジを使用します。ここで言う「有利状況」とは、上記ブログの「もしも互いにチップを使わないなら自分が勝てる状況」です。いくつか例を出します。
例1) 自分がのけぞりバスター、相手が凍結バスターの場合
トマホーククロスがあれば有利ですが、解除されてしまった場合は必ず撃ち負けるのでCSインビジを使います。
例2) 自分がのけぞりバスター、相手がスラッシュクロスの場合
基本はスラッシュクロスと同等の攻撃ができるので撃ち合いますが、相手のドリームオーラを崩せない場合などはCSインビジを使います。
要するに、バスターを撃っても不利にしかならない場合にはCSインビジを使えばいい、ということです。
3.構築
・改造カード
ジーラ→ニドキャスター→トトポール→サテラ→モモグラン→ボムボーイ→マグテクト(計78MB)
※HP2023にしたくてこの順番にしてますが、ボムボーイ→マグテクト→モモグランにした方がHP2020となって、相手に吸い寄せを使ってることがバレにくくなるのでいいと思います。
・ナビカス
内訳
カスタム2
HP+300
HP+400
HP+500
アタックMAX
チャージ+1*3
※チャージ1は白以外なら何でもいいですが、青とピンクは1個しか手に入らないのでプログラムトレード必須です。
・フォルダ
代替案
シングル戦想定でファーストバリアをなくしていましたが、マッチング的に連戦が多いのでファーストバリアを入れた方も載せておきます。
改造カードをニドキャスター→スナームに変更。
内訳
カスタム2
ファーストバリア
スーパーアーマー
アンダーシャツ
アタック1*3
チャージMAX
HP+400
HP+500
これでHP1738、チャージ4になりますがファーストバリアとアンダーシャツが付き、バスターUPの代わりに1枚チップを入れられます。
4.立ち回り
4-1.チップ解説
他にあまり入っていないチップだけ詳しく解説します。
・ジャスティスワン
デスマッチを2枚入れてもいいのですが、サンクチュアリとの兼ね合いでジャスティスワンにしています。
・クイックゲージ
この構築で最も難しいチップです。シュウセイが引けずダストが解除されてしまった場合や相手がキラビになった場合に使用するほか、相手が凍結バスターなどの場合にCSインビジと合わせて逃げに回ることができるなど、多彩な使い方ができます。
4-2.構築の基本立ち回り
基本の立ち回りは普通のバスターと同じでシュウセイ引いてB連打するだけです。以下、特に考えた方がいい部分を箇条書きで書いておきます。
・ファーストバリアがないのでバリアを可能な限り選びたい。バリアは列をずらして先出し。（ファーストバリアがある構築でもバリアは先出しした方が良い。）マグナムカットインに備えてバリア→インビジブルと選び、マグナムがなければラッシュ消化に使う。CSインビジでの消化にこだわらない方がいい。バリアなかったら即フルカス。
・ダストはバグシュウセイとアンインストールを揃えるために使う。バグシュウセイのみ引けていた場合でもダストになってコードを整列させた方がよい。そのほか、バッチやラケットも手札に残す選択肢に入る。
・CSインビジが十分強いためテングクロスを先出ししなくてよい(というか一般的なバスターはテングを先出ししない方が良い)。オーラケアはテングマンとフウジンラケット（とキラーマンSP）を各ターンに選んでケアできるようにする。もしオーラケアができない状態でオーラ貼られたらCSインビジで1ターン耐えればよい。
4-3.対面構築別の立ち回り
①スラッシュ系
・ファーストバリアがないため、連戦でない場合は相手がキラビを使ってこないことがある。その場合でもバリアを先出ししたい。
・キラビに対してはクイックゲージとサンクチュアリが刺さるのでその辺を探しに行く。
・相手の高火力であるグレイガとカネフォをケアして動く。特にカネフォに対してはデスマ、トマホーククロス、下の方に位置取ってインビジブルを使うなど対策が必要。
・アンインストールが辛いので可能な限り避けれるように動く。意味もなく前に出てきたり、先出暗転にカットインしてこなかったりするとアンイン濃厚なのでノイズを避けれるように動く。
②バスター系
・シュウセイをとにかく先に引く。
・上記の相性で勝っている場合は普通に撃ち合えば負けない。
・凍結バスターに対してはトマホーククロスを使えば有利に撃ち合える。凍結バスター側もその対策でヒートドラゴンを入れていることが多いので下の方でドラゴンを避けられるように動く。
・対凍結バスターでトマホーククロスがはがされた場合はクイックゲージで逃げる。相手がヘビーゲージを2枚入れてないor捨てていることをお祈りする必要はある。
③逃げ系
・アンインを当てたターンにヘビーゲージデスマッチでダメージを出し、そのダメージ有利を守り切って勝つ。アンイン外したらお察し。
・アンインを当てられるような状況を可能な限り作る。相手が隙をさらしてカスタムインした時などを狙うのが一番安定する。（相手依存なので少し意識しておくくらいで良い）
5.参考動画
これの最初の方の動画でCSインビジのけバを使ってます。完璧な動きには程遠いですが、参考にはなるかも。