２０２１年５月の趣味コーディング

先月趣味で書いたプログラムの、まとめ！

先月の初めは、久々につぶやきProcessingしてました。先々月から「メカニズムの事典」という本を読んでいて、そこで面白そうな機構見つけたので、どうにか１ツイートで作ってみようと挑戦。

メカニズムの事典

def setup():size(400,400)
def draw():
clear()
noFill()
stroke(-1)
a,b,y,r=130,270,200,100
q=frameCount*.05%6.3-PI
circle(a+r*cos(q),y+r*sin(q),9)
translate(b,y)
rotate([PI/4,-atan(sin(q)/(1.4-cos(q)))][abs(q)<PI/4])
rect(-5,-r,9,2*r)
rect(-r,-5,2*r,9)#つぶやきProcessing pic.twitter.com/ARD7SmMhmp

— ryotako (@ryotakob) May 2, 2021

これはだいぶ簡略化したジェネバ機構。連続回転を離散回転に変える機構で、機械式の時計を動かすのに使われていたとか。

F=lambda f,r,q:(r+9)*f(q)-5*f((r/10+1)*q)
def setup():size(180,180)
def draw():clear();[[push(),translate(90,90+9*i),rotate(frameCount*(.01+17e-4*i)),beginShape(),[vertex(F(sin,70-9*i,q*.1),F(cos,70-9*i,q*.1))for q in range(99)],endShape(),pop()]for i in[0,1]]#つぶやきProcessing pic.twitter.com/kHoGUwlxzu

— ryotako (@ryotakob) May 2, 2021

こちらはトロコイドポンプ、の簡略版。これだけだとなんでポンプになるのかまったく分からないけれど、実物はかなり面白い動きで流体を動かすようになってます。

L,E=line,ellipse
def setup():size(720,720)
def draw():clear();translate(360,360);q=frameCount*.02;y=99*cos(q);x=sqrt(99**2-y*y)*[1,-1][sin(q)>0];E(0,0,600,400);L(-99,0,99,0);L(0,-99,0,99);X,Y=lerp(0,x,3),lerp(y,0,3);L(0,y,X,Y);E(x,0,9,9);E(0,y,9,9);E(X,Y,9,9)#つぶやきProcessing pic.twitter.com/4gT1sApij5

— ryotako (@ryotakob) May 2, 2021

こちらは楕円コンパス。縦横に往復する点を棒でつなぐと楕円が描けるように。外側が真っ黒なのは文字数が足りなかったからなんだけれど、じつは背景白でもOKだったことに投稿後に気づく... のはつぶやきProcessingではよくあること。

その後は、別の本を読んでいるときに出くわした複素変換をProcessingで可視化してみたり。

読んでた本に出てきた複素変換がよくわからなかったのでProcessingで可視化してみる。
なるほど…? pic.twitter.com/r0pOx0VmPi

— ryotako (@ryotakob) May 5, 2021

1/zという一見とてもシンプルな変換なのに、直線が思わぬ曲線に変換されるのが面白いところ。

あと、以前から気になっていたシンセサイザのCsoundを触って、つぶやきCsoundをしたりしました。

<CsoundSynthesizer>
<CsOptions>
-odac
</CsOptions>
<CsInstruments>
0dbfs = 1

instr 1
iK [] fillarray 0,2,4,5,7,9,11,12
out oscili(1,261.6*(2^(iK[p4]/12)))*madsr(.1,.4,1.,.5)
endin

</CsInstruments>
<CsScore>
{8 C
i1 $C 1 $C
}
</CsScore>
</CsoundSynthesizer>#つぶやきCsound pic.twitter.com/nkvLZnGKET

— ryotako (@ryotakob) May 3, 2021

Csoundの文法はかなりキメラ感があるというか、初見だとかなり戸惑ったのだけれど、単純なものから少しづつ作っていきました。

sr = 44100
ksmps = 441
0dbfs = 1

instr 1
iArr [] fillarray 0,2,4,5,7,9,11,12
kFreq init 261.6 * 2^(iArr[p4]/12)
a1 oscil .3, kFreq
a2 oscil .1, kFreq*2
a3 oscil .2, kFreq*5
outs (a1+a2+a3)*adsr(0.1,0.1,.6,0.3)*.7
kFreq = kFreq * 1.01
endin

{8 C
i1 [$C*.5] 1 $C
}#つぶやきCsound pic.twitter.com/12aGp2lmLt

— ryotako (@ryotakob) May 5, 2021

とはいえ機能が膨大で、未だによく分かっていないところが多々。

ProcessingでいうOpenProcessingのような、Csoundの作品を投稿するサイトもTwitterで教えてもらいました。

Csound Web-IDE

サイトのTOPで公開されている作品がどれもカッコイイ...!

というわけで、先月はメカっぽいつぶやきProcessingしたりCsoundを触ったりしてました。

以上、５月の趣味コーディング でした！