ハードボイルド!「マザーレス・ブルックリン」感想

フィルム・ノワール、ジャズ、映像もストーリーも格好良さが詰まっている。
恩人を殺害された探偵が、事件の真相を探る物語。他の作品と違う点は、主人公のライオネルにはチック症があること。

探偵であれば、事件を調査するために密かに調べたりする物だが、チック症の発作があるから、観ている側としては事件解決できるのか!と心配になってしまう笑
しかし、記憶力や洞察力がズバ抜けているし、他の協力者と上手く付き合い、真相へと向かっていくストーリーが面白かった。

ライオネルを演じたのはエドワード・ノートン。
バードマンで初めて観たときは、カッコイイ俳優だな〜って思ってたけど、今作での演技がとても凄かった。チック症という演じるにしては難しい役だけど、とても自然に演じていた。そのためかストーリーにも入り込めたんだと思う。

音楽はジャズがメインで流れていて、途中でバンドシーンもある。ハードボイルドな雰囲気に浸れる作品だ。

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