SNSのやみ

最近SNSまあ主にTwitterの取り扱いになるんですけれども、これを巡って契約解除とか活動の休止になった有名な方っていうのが結構いらっしゃって。改めてSNSの取り扱い非常に難しいなあと思いました。
今回はこの事例取り上げて、どうすれば良かったのかなっていうのを少し考えのと、この事例から学ぶことは何かあるのかな?と考えてみます。


考えてみる

事例は同業者のコメントに対して、ちょっと心無い言葉をリプライしてしまった女性芸能人の話ですね。
発言の内容としてはドストレートに侮辱なので、問題になるのは仕方がないかなというふうに思います。
で話を考える上で教訓にしておきたいなと思うのは、やっぱり日頃の言葉遣いや振る舞いって大事だよなと。
実際、彼女の釈明文は見てみましたが、それによれは、『投稿するつもりはなかったんだけれども、その投稿を書いて投稿ボタンを押す前の段階で、仲間内でちょっとふざけた』んだと言うことらしいですね。とは言え、この遊び方自体がちょっと性悪だなと感じますし、そういった振る舞いを日ごろからやってた結果、うっかり事故が生じてしまったんだろうなとも思います。

仲間内の話では済まない


おそらくというか、当然、発言自体も、心の底からその結果を望んでの発言ではないよなとは思ってるんですよね。仲のいい人同士での、絡みやツッコミみたいなちょっとしたじゃれ合いのような目的でつぶやいたのかなともみえるんですね。
とはいえ、ぼくたち一般の人には、その関係性は伝わりはしませんし、それが伝わらないという前提で判断されてしまうのがSNSでもあるのかなと。
そうであれば、スポンサーの方もそれの前提で判断せざるを得ない。なので、解除やなんやという話になるんですよね。

個人的な経験

実はというか、似たような話を僕の経験の中にもう一つありまして。
サッカーの指導をしている最中にですね。うちの選手が審判に向かって、同様の発言をしてしまったためにレッドカードを提示されて退場処分になったという話がありました。
この選手。日頃から交流がある中でそんなに悪い子ではないんですよね。手が出るとか喧嘩っ早いとかではないし、ヤンキーみたいな子でもないです。ただ、まあ、口癖として、そういう趣旨の発言をチームメイトに向かってしてまうという状態ではありました。
当然ながら、本筋的にはその結果を望んでるというわけではなくて、ちょっと自分の中のストレスの発散として、そんなことを言ってしまっているっていう状況だったんですね。ありていに思春期の子特有のよくある話といってしまえば、それまでではあるんですけれども。
ただ、この瞬間、指導者としてはむちゃくちゃ後悔しました。ゲーム自体、チームに不利益が及ぶというのももちろんなんですけれども、提示された子供にとって、やっぱり本当によくないイベントというか、出来事として一つページに残ってしまったと。
この出来事というのは、僕にとっておそらくずっと忘れない出来事の一つだろうなと思います。当時の僕は、言葉遣いを気にはしてたんですけれども、思春期特有のものだと、当人に対しては流して受けてた部分はありまして、それが流していたためにこういう出来事が起こってしまったんだと。
当然、その後発言した子供に対しても指導はしましたし、ほかの選手にとってもやっぱり一つの注意事項としてフィードバックしました。
そして、この経験って本当にずっと残ってて、当時の子たちはもうとっくに卒業して十年近くの時間がありますが、今の選手にも同じ話はします。その言葉遣いを続けているとレッドカードになるよって。

終わりに

今回の騒動を聞いて、やっぱり最初に思い出したのは最後の自分の経験でした。
日ごろの言葉使いというか、発してる言葉や行動がポンと出てしまってとんでもない事故になる。
特にSNSは昔のネット掲示板とは異なり、非常に開かれた空間でもあるので、ことさら注意しないとえらい目に合うなと思いなおしました。

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