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流行り廃りのなろう系コミカライズ

昨日ボードゲームした後に、友人と酒飲んでて、こんな話が出たんですよ。

『なろう系』の話ってあるワンテーマがわっと流行って、PV稼ぐために同様のテーマがぞろぞろ出てきて、いくつかとびぬけて残ったうえで、あとはガラガラっと廃れていくよね。(そしてまた、別なのが流行る)

まぁ、確かにこの辺に関しては異論がないどころか同意しかありませんでした。

シンプルに異世界に転生に始まって、やれチート能力や、やれ悪役令嬢や、やれ領地経営だって確かにいろいろと流行っては廃れてる。

流石に一代ジャンルになるだけあって、話の下敷きとしては非常に魅力的なんですよ。
ただ、味付けがかなり差があって、口にしてみるまで分からない。
和食と思って食べたら、洋食だったらいいほうで、パクチー強めのアジア料理まで幅がある。

まさに玉石混交

個人的にこの玉石混交環境で悲しい部分があるとすれば、量産化されれている都合上、コミカライズも量産化されていること。
コミカライズ自体がダメという話ではなくて、元の作品が好きだったり、元テーマが好きでコミカライズに手を出してみたら、ちょっと作画が元の原作の雰囲気と合わないとか手が足りてないのか、背景がかなり抜けてるとか、漫画としてどうなんだというものがちらほらあることですね。
当然、その手の奴は売れ行きはお察しなので、コミカライズだけが打ち切られるという。
原作からコミックに入った場合はまだいいんですよ、原作読んでればストーリーが続くので。

でも、コミカライズの打ち切りってそれだけでもなくて、逆に原作の投稿の方が途絶えてしまって、未完みたいなのもあったり。
これが一番つらい。

kindleのアンリミとかでコミックから入る場合、だいたい1-3は無料で、4から有料というパターンがよくありまして。
気に入って4を買ってみたら5があって、5を買ってみたらそこから失踪みたいなのが相当つらい。

なので、最近1巻のアンリミ見たときに、刊行された年月見るようになりました。続いて2巻も見ればある程度ペースが判って、そこから足りない場合は「あ、失踪かな」と察するようになります。

あと、この刊行のペースがめっちゃ遅いんですよね。この手のコミカライズ。
腐すようで悪いんですが、ページ数的には週刊誌ぐらいなのに、更新頻度が月刊誌みたいなのは本当に勘弁してほしい。

結果的に新刊の発売が1年ごととかになってるし。

この年一新刊って結構曲者でkindleの仕組みとかみ合わないんですよね。
前に読んでるとkindle(アマゾン)が新刊を進めてくるんですよ。
で、勧められたはいいけど、前の話とかすっぽり落ちてるし、何ならkindleのライブラリの底の方に眠ってるから掘り返すのもあれだし。

しかも、入り口がさっきの「最初の方は無料だった」と組み合わさると、そもそも世界観の設定からすっぽり抜けてしまっていると。

そうなると、もう新刊って言われても買う気が起こらない…。別の今追っかけてる作品行きますわってなる。

そんなことを考えながら、新しくアンリミで示された新しいジャンルに挑戦する僕がいるのでした。

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