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自分の殻と正しい行動

今週末はお隣の佐賀県まで5000mの記録会へ出かけて来た。

コロナの第三波と一部で囁かれる状況で個人的な理由で県を跨ぐ行動が正しいのか。ここ数日ずっとモヤモヤしていた。

当日、車を運転する道中も「おれは何を求めて佐賀まで行ってるんだろう」と内心揺れたし、それが影響して自分の果たしたい目的も正直定まらずにいた。

普通に考えればレース前は、
美味しいコーヒーを飲んだり、ゼリー飲料を摂取したり、スポーツドリンクなんかを摂るだろう。

だが今回は、
みかんやバナナ、レーズンサンドを食べてみたり🍊

ジャスミンティーを飲んでみたり、

途中で紅葉をぼーっと眺めてたり。

なんとなく自分のスイッチは入らずに気分転換しながら佐賀までの足を進めた。
「あー今日は紅茶と紅葉の紅セットなんだな。」など、今思えば重症だったと思う。
それでも会場入りすると、良くも悪くもそこは試合の空気感がたくさん漂っている。

過去1週間の体調管理シートを提出したり、ゲート管理など感染対策は徹底されていて、
競技会からコロナは出さないぞ!
レースで履く靴の厚さは2.5㎝以内だぞ!!!
という強いパワーを感じた。

知り合いと写真を撮ったり、鹿児島の高校の先生に挨拶したり、

そんな感じで過ごして、ようやく気づかないうちに覚悟が出来てきてたんだと思う。

最後までジャスミンティーを飲む事にこだわった5000mのレースは、15分28秒(5着/28人)の2ndベスト。

東洋大の選手がいたせいか、思ったよりレースがハイペースで展開されたが、最後まできついと感じるレースでなかったのが正直な感想だった。
どんどん前を追いかけるのが楽しかったし、1000m通過以降でたぶん20人くらいは抜いたんじゃないかと思う。

弱い部分も強化してきた部分も両方出してしまったが、
それでも今後は耐えれるレースをしたいし、それができないと自分に次のステージはないのだろう。

次への一歩を踏み出すためにも、
トータルで今回は佐賀まで行って良かったと思う。

「大切なのは自分の気持ちで、悩んで出した答えなら、それでいいと思いますよ。」

数日前に誰かにこの言葉をかけて貰えてなかったら、
普通に自宅で平和な週末の夜を過ごし、

今回のような経験思いは感じる事ができなかったはずだ。自分で言うのもなんだけど。こんな清々しい表情もできなかったと思う

こんな状況下でも誰かの熱意や努力によって生み出されたこの競技会の環境🏟は、

最終的に行かない理由なんてそこにはなかったし、
どこかへ足を運んだり、限界値を引き上げたりする自分の殻って、最後に割るのは自分自身なんだろうけど、
動物達が大切な卵を守ったり、温めたりする「自然の摂理」のように、
自分の力だけでは決して割れないのかもしれない
🐣

そして、ジャスミンティー以外にも、
旬の果物にパワーを感じた。

そんな事を帰路は考えて学んで来れた旅だったと思う。

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