天皇賞(秋)、アルテミスS、スワンSの調教注目馬

天皇賞(秋)

アーモンドアイ

最早説明不要の名牝。
その類まれなスピードは調教でも表れており、一週前の美浦南Wでは4ハロン50秒台を記録。
最終追い切りではそれよりも速いタイムを記録して併せた寮馬を置き去りにしています。
まさにこれは天性の才能と言えるでしょう。
5歳の秋を迎えますがそのスピードに陰りは見られず、得意のトップスピードが活かせる東京競馬場で持ち味を最大限に発揮できるとみます。

スカーレットカラー

調教ではよく動く馬ではあるのですが、この中間も絶品。
栗東CWで一週前は4ハロン50秒台、ラスト1ハロン11秒台前半を記録すると、最終追い切りでも同程度の水準を記録。
2週にわたって秀逸な時計をマークしています。
また、ともに4コーナーでは外を回っており、それでいて併せた寮馬を直線では置き去り。
スピードセンスは素晴らしいものを持っています。
こちらもそのスピードが活かせる東京競馬場で持ち味発揮できるでしょう。

ダノンプレミアム

こちらも調教はよく動くタイプ。
という事で兼ねてから評価の高い一頭で、今回も栗東CWで一週前に4ハロン51秒台、ラスト1ハロン11秒台を記録しています。
また、注目はこの中間の追い切りは併せ馬を消化しているという事。
厩舎としても闘争心を掻き立てるという意図があるよう。
馬具変更の報道もあり(追い切り時にノーズバンド着用)、今回は陣営の工夫も見られます。
最終追い切りも軽いフットワークでしっかりと伸びており状態は抜群。

アルテミスS

ソダシ

新馬、札幌2歳ステークスと洋芝で2連勝。
スタミナタイプかと見えましたが、一週前の追い切りでは栗東CWでラスト1ハロン11秒台を記録。
スピード能力も高そうです。
これなら東京競馬場でも対応できそうで、ここも評価すべき。

テンハッピーローズ

栗東坂路でラスト1ハロン12.2秒を記録。
これは10月28日の2歳では4番目タイの時計となります。
早い時間帯とはいえ、速い時計で走れるという事はそれだけスピード能力が優れていること。
ここまで小倉競馬場、中山競馬場と直線の短いコースでしか走っていませんが、直線が長くなる東京競馬場の方が持ち味を発揮できるでしょう。

スワンS

アドマイヤマーズ

友道厩舎の勝負調教は一週前に栗東CWでメイチに追い、最終追い切りは栗東坂路で軽め。
同馬はこの中間、一週前に栗東CWで6ハロン78秒台とメイチの追い切り。
4ハロン48秒台、ラスト1ハロンも11秒台後半で纏めています。
これで一週前の追い切りはクリア。
そして最終追い切りですが、同馬は坂路で追われています。
時計は4ハロン51.9秒と自己ベストタイとなるかなり速いタイムでしたが、手応えを見ると負荷はかかっていませんでした。
これは相当に状態が良いという事なのでしょう。
陣営のトーンも高く、今回は期待できると見ています。

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