京成杯AH、セントウルSの調教注目馬
京成杯AH
トロワゼトワル
夏場に良績が集まる夏馬。
7~9月に限定すると(4.1.0.2)とほとんど崩れていません。
調教の動きもこの時期は良く見せ、今週も坂路で4F53.3秒、ラスト1F12.2秒と好時計を記録しています。
まだ9月ですし時期的にも前走に引き続き好状態をキープしていると考えて間違いないでしょう。
ジャンダルム
池江泰寿厩舎は坂路よりもコースで追う方が勝負気配が強いという傾向はありますが、今週の栗東坂路で記録したタイムは4F52.6秒、ラスト1F11.7秒。
非常に優れたタイムでまとめています。
ただ、今年に入ってから坂路で速いタイムを出すようになっており、スプリントGⅠを2勝している母ビリーヴという血統であることからも短距離馬へとシフトしているようにも感じます。
その点が心配もデキに関しては良いと判断していいでしょう。
シゲルピンクダイヤ
栗東CWで追われた今週の動きが良く見えました。
ダイワメジャー産駒らしく前肢の捌きに力強さがあり、掻き込むような走法は直線に坂があるタフな馬場向きでしょう。
実際にチューリップ賞や桜花賞、ターコイズSなど急坂コースで好成績。
コース替わりは吉と出るはず。
エントシャイデン
デビュー時は448キロだった馬体重も前走では480キロに。
馬体重の増加に伴いパフォーマンスも上げてきており、2走前の中京記念で3着に入線。
前走の関屋記念も0.5秒差の6着と善戦しています。
そして今週の追い切りは栗東坂路で4F53.5秒の自己ベストタイ。
ラスト1F12.3秒は過去に自己ベストを記録した際と比べて1秒も速くなっています。
成長著しく引き続き重賞戦線で注目。
セントウルステークス
ダノンスマッシュ
昨年のスプリンターズステークスでは3着。
現役トップクラスのスプリンターと言えるでしょう。
同馬は休養明け初戦のリフレッシュされた状態での好走が多く、3か月以上間隔を明けた際の成績は(3.0.0.1)としています。
この中間は栗東坂路で2週前、1週前に4F51秒。
最終追い切りは4F52.1秒、ラスト1F12.2秒と出色なタイムを記録しています。
リフレッシュ+豊富な乗り込みでフルパワーが出せる状態。
ビアンフェ
3歳のスプリント路線トップクラスの一頭。
栗東坂路での動きが良く、今週の追い切りでは4F51.8秒、1F12.3秒を記録しています。
これは自身5番目に速い時計。
これだけ速いタイムを記録できるのは優れたスプリント能力の証と言えるでしょう。
古馬相手でも通用すると見ます。
クリノガウディー
調教ではいつも動く馬。
今週も栗東坂路でラスト1F11.6秒を記録しています。
それだけに近走の調教内容とレース内容との乖離が気になるところではありますが、引き続き状態は良さそうということで一応評価しておきます。
高松宮記念でも1着入線しているように能力は上位。
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