RYOTA TAKADA

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最近の記事

視線誘導その2

    • 視線誘導

      写真を始めたばかりの1〜2年は構図を意識しながら撮影していました。 対角の交点に人を配置すると、視線の流れが良く安定感が出ます。 短い文章ですが、今日はこれくらいで。 またお会いしましょう!

      • ドローン撮影のメリット

        わかりやすいドローン撮影の利点は、普段は見られない目線から撮れることや、周りの風景も一緒見せられることです。 意外と知られていない点では、大型建築物のバランス良い写真が撮れること。 もう1つは屋根を見せられることです。 通常の三脚での撮影だと、地面が多く写ります。 もちろん、特徴がどこにあるかによりドローンが必要か三脚の方が良いか決まります。 俯瞰撮影だけがドローン写真でないのが面白いところですね。

        • カメラ位置(高さ)の決め方

          カメラの位置によって印象が大きく変わります。 床と天井の真ん中から撮るのがオーソドックスです。 下の写真はシンクを見せたいので通常より少し高めから撮ります。 下の写真はローテーブルとソファを綺麗な形で撮りたいので、通用より低めから撮りました。 例外として、シンクを見せたい場合や、家具の配置によって高めから撮ることもあります。

        視線誘導その2

          超広角レンズの選び方

          建築撮影に必要なレンズ選びをご紹介します。 建築写真を始める前は、24-105mmをメインに使っていました。 これではどうしようもないので、シグマ12-24mm F4.5-5.6 EX DG(約6万円)を購入しました。 最初の1本としては悪くなかったと思いますが、満足できなかったので手放しました。 何がダメだったか。 歪みが大きいので、フォトショップでいくら修正しても直線が波打ってしまっていました。 これではプロとして厳しいです。 Canon11-24mmは40万円しまし

          超広角レンズの選び方

          建築撮影のレタッチ(明るさ編)

          今回は明るさの調整をご説明します。 人間の目は優れているので、すごく明るい部分とすごく暗い部分があってもバランスよく見ることができます。 しかし、カメラは人間の目ほどは万能ではありません。 ※人の目くらいの精度があったら写真のサイズが膨大になるので実用的でないでしょう。 人の目で綺麗に見える明るさを決めるのは 、簡単ではありません。 色を抜いて見ると明るさが決めやすいので、オススメの方法です。 バランスよく見えるところを基準とし、明るい雰囲気に見せたいのか、少し暗めに陰影

          建築撮影のレタッチ(明るさ編)

          建築撮影のレタッチ

          今回は建築撮影のレタッチ(パソコンでの補正)をご説明します。 近年特にカメラが進歩しています。 しかし、優れた人の目に比べると大きく劣るため、パソコンで明るさを調整したり合成することが必須です。 また、上写真の赤で囲んだ場所が青くなっているのを修正する必要があります。 簡単にご説明すると、青に黄色味を足した後に色を薄くします。 上写真は補正したものです。自然な感じに見えるとおもいます。 撮って終わりでなく、様々な作業が必要です。

          建築撮影のレタッチ

          建築撮影のピント合わせ

          今回は建築撮影のピント合わせのポイントをご説明します。 人物を撮る場合は、人だけにピントが合っていて背景はボケていることが多いです。 それとは異なり、建築撮影では全体にピントが合った写真を撮りたいことが大半です。 ピンとを合わせたい範囲の手前から1/3の場所にピント設定すると全体に合っているように見えます。下の写真のようなリビングの写真はテーブル辺りにピントを合わせます。 また、F値は8〜11に合わせると画質が良い写真が撮れます(レンズにより異なる場合あり) キッチンを写

          建築撮影のピント合わせ

          建築写真のアングル

          一般的に、斜めで撮ると広く写せます。そのため、不動産会社様にも好まれることが多いです。 多くの要素を取り入れることができますが、写し過ぎないことも大事なポイントです。要素が多いと、どこを見ればよいかわからなくなり疲れてしまいます。 ただし、正解があるわけではないので、現場でバランスを見ながら決定します。 左右対称に撮ると、安定感が出て、よりカッコ良く見えます。 また、歪みの少ないレンズを使用することも大事なポイントです。

          建築写真のアングル

          建築撮影の撮り方(内観編2)

          今回は実例でお話します。レンタルオフィスのリフォーム撮影。個室オフィスなので2畳ほどの広さです。みなさん、「狭いと撮りづらいな」と感じるとおもいます。難しく感じそうですが、逆に考えればバリエーションある撮影ができないので、基本的な撮影をするだけです。 それでは、狭い空間での基本的な撮り方をご説明していきます。 気をつけることは3点です。 ・天井と床の半分の高さから撮ること(上写真の赤線) ・少し斜めにし、奥行きを出す(上写真の青線) ・前回ご説明した水平垂直をとること。

          建築撮影の撮り方(内観編2)

          建築撮影の撮り方(内観編1)

          内観を撮る際のポイントを2回に分けてご説明いたします。 建築写真で大事なことは、真っ直ぐな線を真っ直ぐに写すことです。 水平垂直で撮ることと、歪まないレンズを選ぶことが重要です。そこで今回は、水平垂直の取り方から。 ご用意いただきたいもの。 ・三脚 ※高級なものの方が安定感がありますが、まずは安いもので充分です。 ・水準器   ※カメラ内蔵のもの、またはカメラの上に載せるもの(写真右上)で合わせます。 この2つがあれば、水平垂直がとれます。 左の写真は実際より悪く写ってい

          建築撮影の撮り方(内観編1)

          建築撮影のレンズ(外観編)

          外観を撮る際の『建築専用レンズ』についてご説明いたします。 当たり前ですが、建物を画面内に収めなくてはいけません。しかし、東京都内では多くの場合、撮りたい建物と向かいの建物の距離が近いです。広角レンズが必要ということです。 次に、建築撮影で重要なことの1つに水平垂直がとれていることです。建物の高さを仮で5mとします。建築専用でない広角レンズだと写真右うえのように上が窄まった形でしか収まりません。 右の写真は圧迫感がありますが、左の写真は落ち着いていて上品に見えるはずです。

          建築撮影のレンズ(外観編)

          建築撮影を始めたときの機材

          カメラ:Canon 6D(フルサイズ)約15万円 レンズ: sigma12-24mm F4.5-5.6 II  約5万円 三脚: GITZO 2532 約10万円 料理撮影や人物撮影もしていたので、背景がボケるフルサイズカメラは持っていました。 建築撮影にフルサイズカメラは必須です。お好きなメーカーでOK。 狭いアパートを撮る案件があったので、広く撮れるレンズを買いました。 撮ったままでは使えないので、photoshopで補正していました。レンズの情報が入っているので、あ

          建築撮影を始めたときの機材

          自己紹介

          フォトグラファーのTAKADAです。普段はおもに建築撮影をしています。撮影実績は1,000件以上です。独学で始めたので、お話できることもあると思います。 機材や撮影時の悩みを少し苦労してきたので、過去の自分の助けになるようなことを書いていく予定です。 どうぞよろしくお願いします。