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「歩く」について

ちょっと前になりますが、加古川の学生ボランティア団体が作ったフリーペーパーに詩を投稿しました。

どんな詩だったかというと・・・それは実際にフリーペーパーをご覧いただくとして、「歩く」というタイトルで書きました。

今では電車や車があって歩くことは人類史上でもかつてないくらい減っていると思うんです。けど近代になるまでは歩くことがもっと基本だったわけで「歩かないで移動する」のがスタンダードになったのは人類の歴史でもほんのわずかな時間じゃないかな。
江戸時代は「一生に一度はお伊勢さん」と江戸から伊勢まで歩いてたわけです。参勤交代なんかもあって近代まではとことん歩くのが基本だったわけですよ。

自分は腰に持病を抱えていて、マッサージに以前行っていたのですが、マッサージ師の人は「歩かなくなったから現代人は腰痛になるんだ」と言ってました。じゃあ代わりになんの時間が増えたかというときっと「座る」時間なんですよねえ。

ガンジーは「塩の行進」で、命の源である塩を専売しようとした植民地政府に抗議したわけですが、それは「歩く」ことに思想を込めたんですよね。
「歩く」について、もっと考えてみてもいいんじゃないかな。


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