肩回旋可動域の評価-各肢位の回旋時に伸張される軟部組織-
肩回旋可動域の制限因子を絞り込む特に肩回旋可動域では、1st〜3rdの各肢位により筋作用が変化するため、伸張による軟部組織の制限因子を絞り込むのは難しい。
これから紹介するスクリーニングは、肩関節拘縮の評価を行う際に覚えておくと臨床に活用できるため、2STEPに分けて解説する。
※3rdは、2ndから90°水平屈曲した肢位とよぶため注意。
①4象限に当てはめる各肢位の可動域制限が前後・上下のどこに当てはまるのか定める。
②伸張される軟部組織を把握する上記の4象限の枠に