ふくおか恋愛白書
与田祐希ストーリー
ここは福岡の片田舎の学校で2人の生徒は喋っていた
?? 〇〇今日も暑いっちゃ.…
〇 だな
?? だから暑いっちゃ!!
〇 何だよ祐希 その上目遣いまたなんか
奢らす気だろ。
祐 へへっ♪アイス食べたいっちゃ♪
〇 .....しようがない買いに行くか
祐 やった♪
コンビニとか近くにないし
遊ぶ所とかももちろんない
あるとしたら自然豊かな海と山
2人は商店でアイスを買い店を出た
祐 あー美味しい♪〇〇いる?
ヒョイ
〇 あーん
祐 へへっ♪
〇 いつかここらへんも寂れてくんだろうな
祐 どうやろ?若い人達いなくなってるのは
わかちょるけど…
〇 ここ好きだからな。なんか盛り上げれば
いいけどなぁ
祐 〇〇は頭いいからそういう企画するのは
向いてると思うっちゃよ♪
〇 そっか祐希がいうなら頑張ろうかな
祐 うん!
もうすぐ夏休み
じめじめしていた梅雨もあけ
日差しの暑い毎日がくる
祐 〇〇は夏休みどうすると?
〇 うーん。特に予定はないよ
祐 祐希もないなぁ
〇 ちゃんと宿題しろよ?
祐 えーそこは〇〇一緒にやろっちゃ!
〇 そんな事じゃいつまでたっても自立できん
やろ?
祐 ..…そんなん〇〇がおればいいと ボソッ
〇 何かいった?
祐 なんもないっちゃん!
どうせ言っても関係は変わんないだろう
それならこんなラフな関係性が続けていければいい
〇 ふーん まあ祐希がいいならなんもない
祐 ? そうだね
それからはまたこんな関係性が終わるとも思わず
〇〇との変わらない時間を過ごした
祐 えっ!?進学の為に東京にいくの!?
〇 ああやりたい事の為にね
祐 そ、そうなんだ
〇 祐希はこっちで就職すんだろ?
祐 そうっちゃ..…
〇 祐希を雇ってくれる所あるんだな♪
祐 バカにしとーね!
〇 ははっまあ頑張れよ
祐 うん..…
〇〇から言われた言葉
もうすぐいなくなるいつまでも隣にいると思ってた彼は自分の道に進むんだ
その道に私の姿はない
私は空元気で答えることしかできなかった
〇 じゃあな祐希
祐 うん♪〇〇も頑張るっちゃよ!
見送りにきた空港で私は〇〇を見送った
検査口を通り過ぎる彼はこっち向いて叫んだ
〇 祐希!頑張れっちゃ!
いつになるかわからんけど祐希の事迎かe..
祐 えっ!?何か言った?
去っていった〇〇の最後が聞こえなかった
それは大事な事じゃないかと私は思った
祐 〇〇応援してるっちゃ
あれから7年
祐希は地元のお食事屋さんに勤めていた
そこは地元に特化したお店で連日満員になるぐらいの人気のお店
初めの頃は失敗もして迷惑かけたりしたが人前の明るさで周りの人たちから人気のある
店員さんになっていた
祐 いらっしゃーい♪
今日も朝から常連さんがやってくる
客層も色々で近所のおじちゃんおばちゃんが多い
ほどなくして席も埋まってくる
そんな中でも祐希は笑顔で接客していく
田舎にあるこのお店では変にマニュアルもなく
対応しているのがいい所
昔から祐希を知ってる方が多いから
のびのびと仕事ができた
店員 祐希さん♪休憩いってきて下さい
祐 あっありがとう♪じゃあお願いね
店員 はい♪
バックヤードにて賄いのご飯を食べてると店長に声をかけられた
店長 ああ祐希ちゃんお疲れ様♪
祐 お疲れ様です♪どうしたんですか?
店長は書類をもって入ってきた
店長 ああこれはね ここらへんの地域を盛り
上げる為のイベントの企画書なんだけどね
これよく出来てるって思ったの♪
祐 そうなんですか?地元が盛り上がってく
れるなら賛成ですね♪
店長 近々地域の方の為に企画考えた人が
プレゼンしにくるって
祐 へー今度の休みの日なんですね
店長 興味あるの?
祐 まあ地元の事だしそれにこの企画面白そう
ですよ♪
見つめていた企画書はなぜか祐希の心にささる
祐 あっ休憩終わりだ
今日はちょっとした企画プレゼンがあるのだか
ここにくるのは何年ぶりか?
もう??には上京いらい会ってないけど
今回ここに来たのは表向きは企画の為だか
実際は違う
〇 あいつは元気かな
帰ってきた地元はあの頃と変わらないように
見えてはいるがやっぱり人は少なく感じる
〇 活性化は必須かな
もって来た企画にはここをよくする為に何年も
考えて通したもの
これにより念願の福岡への栄転を勝ち取った
〇 まあこのプレゼンを皆さんに披露して実施
できるようにするだけだ
終わった後の事を考えてはいては集中できないからな
〇 お久しぶりです皆さん今回の企画を考えてき
た〇〇です
見知っている顔のメンバー小さい頃からお世話になっていた方々
それでもプレゼンはちゃんとする
〇 ありがとうございます。以上が今回の
プレゼンでした。
パチパチ
〇 ありがとうございます!
実現できるよう頑張ります!
その日私は仕事休みの為部屋でゴロゴロしていた
休みの日にも動くなんてありえないもん
もともとダラけた性格だがそんなの関係ない
ベットに横たわってそのままお菓子なんか平気で食べたりできる
お母さんからはやめなさいって言われるけど
誰にも見られないからどうでもいい
祐 うーん もうひと眠り..…
さっき現在に戻ってきたばかりなのにまた
夢の中へと旅立とうとする
コンコン
祐 ん?お母さん?何ー?
お母さんが来たのだろう
ベットで目を瞑ったまま答える
ガチャ
祐 んー?何か用?
?? 相変わらず見られてないっと思って
ダラけてるなw
祐 えっ?
聞こえて来たのはお母さんの声ではない
目を開けた瞬間
私は動いていた
ギュッ
祐 会いたかった!〇〇
〇 おっと祐希どうしたよ?
昔と変わらない懐かしい感覚
抱きついたみて分かる
祐 ほんとに〇〇だよね?
〇 違うように見える?
祐 ううん〇〇だっちゃ♪
祐希は〇〇に笑顔を見せる
〇 ホントやっとこれたよ
祐 ?
〇 祐希俺福岡で勤務する為戻ってきたんよ
祐 えっ!?そうなの?
〇 ああ
祐 じゃあこれから会える機会増えると?
〇 増えるというかその事で今日来た
祐 そうなん?
〇 祐希俺は昔から祐希の事好きっちゃん
これからはずっと側で見守ってて欲しい
祐 〇〇...…
〇 出来れば返事くれなi
ギュッ
祐 そんなのいいに決まっとーと!
好きを意識して何年待っていたかそんなのは
今は関係ない
嬉しさだけが心をしめる
〇 祐希..…......ただいま!
祐 へへっお帰りなさい♪
おわり
書くとなると方言の難しさが浮き彫りになります
ありがとうございます♪作品に役立てます