スマホ断ちにUNOが有効

あけましておめでとうございます。


と挨拶するのもはばかれるくらい、地震、事故事件が三が日につづいた。


SNSをひらくたびに助けてのハッシュタグや雪崩の動画が流れてきて、被災されている方々の大変な状況がリアルタイムで伝わってくるととともに、自分のメンタルも消耗していくのを感じた。


そんななかでお正月にテレビやスマホと距離を置くきっかけとなったのがウノ。


子供の頃にいちどはやったことがあろう王道のカードゲーム。アメコミのマーベルのイラストが描かれたものがアマゾンで数百円で売られていたのでついポチしてしまったもの。


うちは二人家族なのでしばらく出番はないかなとしまっていたが、お正月にふと思い出してはじめたら、時間を忘れて二人で盛り上がった。


ケースのなかにゲームルールの説明があるけれど文字がちいさくて読む気になれない。


マーベルシリーズは表裏のイラスト両方をゲームでつかう仕様で、あたらしいルールや絵柄もあるんだけど、数回やってみれば家で遊ぶ分には問題なく遊べた。


そもそもウノはなんとなく知っている人とやってなんとなくルールを覚えて、遊んでいくうちにローカルルールが誕生して、なんとなく遊べる気軽さがよい。


新しい絵柄のカードも難しくなく、これはこうしよう等話し合いながらルール設定していくのも楽しい。


カードゲームに熱中しているとテレビもスマホもなくて平気な時間がぽんとあらわれる。スマホがない時代ってこんな感じだったっけという体験が新鮮。


なにをやるにせよ大体のことはスマホでできる時代で、アナログなカードゲームやもしかしたらボードゲーム等で遊ぶ時間はかなり貴重に感じられ、今後また流行るにおいがプンプンする。


あと、正月恒例のキンドルセールが今年もやってきて、植田まさし著のかりあげクンが67巻まで1冊10円セールでまとめ買いした。


読んでみると、もうこれは80年代のアーカイブとして読めて、切符をきる駅員さんとか、いまならタブーも平気でジョークとして言いのけられるのほほんさ平和さ危うさとか、ここまでは言っていいラインとか、今読むと新鮮。


山下道ラジオで、いろんなものがコスパ重視で時短短縮しているなかで、本と映画は相変わらず読むのに1週間、観るのに2時間かかる、守られすぎって言っていた。


その点、かりあげクンみたいな4コママンガは1話1分もかからず読めて、いつでも読めていつでもやめられて、ショートショートすぎて究極のタイパな作品じゃなかろうか。


暗い話題で消耗しててもかりあげクンは気軽に読めるしヒットポイントもちょっとだけ回復できる。


そのほかじゃりン子チエ、馬なり1ハロン劇場も1冊10円セールだったので試しに購入。セール期間はわからなかった。




うちの子ノエルにちゅ〜るをあげます。