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猫に信用されてない

いきものかかり未経験のまま大人になって、いま縁あって猫と十年暮らしている

猫はかわいい

フワフワしてあったかい

もふれる


でもかわいいだけでない

ふだんは僕の足元にお腹をみせて寝っ転がるくらい危機感ゼロ

でもふとした瞬間コイツはもしや僕のことを信用してないんじゃないかと思うこともある

今日はそんな瞬間について書こうと思う


撫でる前に手をなめる

猫に手をペロペロ舐められたらくすぐったくてうれしいでしょう

コイツ僕のこと好きなんだなって思うでしょう

最近ふと、そうじゃない気がするんですよ

たぶんですけど

🐱「撫でるまでは許してやるよ、ごはんやおやつをくれるし

でもお前のにおいを全身につけられるのだけは勘弁な」

ってことだと思うんです猫をみてると

僕の手をなめるときって猫を撫でる直前、多いんですよ

あと不意に僕に撫でられると猫は怒り狂って毛づくろいするんですよ

この様子をみて思いました

きっと猫は撫でられる前にその手を自分のにおいをつけてしまえ

ついでに毛づくろいをコイツにやってもらえ

って思っているに違いない、違いない


その二なんですが、猫ってひとに撫でられている間ずっと親指のカギ爪をだしているんです

これみるといつでも反撃できるからなってことですよね

胸ポケットの銃をチラつかせるみたいな

本能的なものなんだろうけど信用されてねえなって思います

と思いきや家の通路のど真ん中で腹みせてゴロ寝してたりするんです

とくに玄関前の廊下はひんやりして気持ちいい

それはわかるけど何度、僕が猫を見落として僕に蹴っぽられてニャアと怒っても人の動線上のごろ寝はやめない

これは信用されてるってことなのかそれとも学習してないだけなのか


で最後に猫はひとに触られるとそのあと絶対に毛づくろいはじめる

もう堪えられんわっていいたげに

握手したその手をハンカチで拭くような感じで

あれほんと感じ悪い

猫は自分のにおいイコール縄張りだからしょうがないんだろうなとは思いますよ

コタツに座ってて立ち上がると座ってたその場にやってきて座るんですよ

ここオレのシマだかんな!とでもいうように

もうこの家、猫の物なんですよね

猫にとっては

🐱「お前らニンゲンが居候、でもご飯くれるからいさせてやっけど的な」

人間がいつ猫のシマを乗っ取るんじゃないかと気が気でないんですよ

もう信用されてないどころか敵エナミーなのかも


最後にちょっとだけ猫にまつわる怪談を

夜中に寝てたらね、右頬がヒヤッと冷たいんで目を冷ましたんですよ

すると暗闇のなかですんすんすんと音がする

目を凝らして様子をうかがうとごろごろごろっと喉をならす音もする

おまけにつんつんと尖ったものも頬にあたる

こりゃ猫だ

猫が寝ているひとの顔をみてすんすんにおいをかいでたんです

コイツまだくたばってねえよなって

まるで猫が確認するように

これ先日の話です

🐱「ご主人サマ元気かなっ?」てかわいいもんじゃないですよきっと

もし僕の体が弱ってたら寝込みを襲われるんじゃないかって、まずそっちを心配しました


猫と暮らすとバックトゥザ弱肉強食ワールドへようこそで信頼どころじゃないかもって話でした



そんな猫とも仲良くなれる魔法のおやつ
しかも乳酸菌入りはトイレの後がくさくない魔法のオヤツ

























































うちの子ノエルにちゅ〜るをあげます。