見出し画像

親の関わりは子どもにどのような影響を与えるのか-2-

世界中の幼稚園を繋げ子どもの未来を創る建築家の藤井亮輔です。

mission
「世界中から保育園・幼稚園を選べる世界に」
vision
「世界中の子どもたちが友達になれる世界」

こんにちは。
今日は、私が2020年5月に出版した「天才を創る環境」から。

前回の「親の関わりは子どもにどのような影響を与えるのか」の続きです。


子どもの興味関心が行動となって現れているので、なるべく一緒にしたほうがいい

アイロンがけや家事をすごく興味を持ってくれるこどもがいますよね。その時、みなさんならどのように対応していますか。

「これは、危ないから大きくなってからしようね。」ていう言葉をかけている人もいるのではないでしょうか。また、反対に使い方をしっかり説明した上で、一緒に家事をしているという人もいるのではないでしょうか。

この現象も、一緒ですよね。こどもの興味関心が行動となって現れているので、なるべく一緒にしたほうがいいです。

しかし、危ないこともあるので危ない事は危ないと教えるという手もありますし。危ない事を体験させてしまう手もあります。そして体験させてしまう方が早かったりします。

私の知り合いで2歳のこどもが生卵を綺麗に割るという作業をしていました。

その子は最初から、上手にできていたわけではないですが、徐々に経験を積んでどれぐらい、テーブルでコンコンして傷をつけたら、割れるのか日常の中で体験していった事で、わかっていったという例もあります。

子どもの限界は大人では推し量る事はできない

また、アイロンに興味も持つこどももいます。アイロンは熱い。が特徴なので、その熱さを体験させてしまえば、絶対に危ないところは触らないです。

私たちが熱いと思う温度を体験させてしまうと大火傷になるのでアイロンがけ中の服などを熱いんだよー。といって体験させてあげるなど、方法を考えて実行してしまえば、すぐに理解してくれたりもします。

なので、こどもは何が危ないのかを理解できていないので、危ないから、これはダメ。としてしまいがちですがで、どのようにしたら理解できるかを考えてこどもと接する必要がある。という事が大事です。

また、こどもに限界を作るのも大人の意識からしかありません。こどもの限界は大人では推し量る事はできないのです。

なぜなら、こどもは環境と体験・体感から学ぶ事ができるので、どのような体験・体感をするかによって才能と言われる能力が開花するかわからないからです。

なので、こどもには大人の手助けではなく、見守りそして観察してあげる事が一番大事です。

建築家・教育者・著者・講演者
藤井亮輔


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?