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1泊2日のRust勉強会で先生をした話

はじめに

去る11月3日、4日に滋賀県にあるFlutter別荘でRust勉強会が催され、私はそこで先生を務めました。勉強会開催に至った経緯、資料作成期間、当日の模様などをここに記します。

はじまりは軽い気持ちで送った返信から

9月29日のこんぶくん(@pressedkonbu)のポストに私がこんな返信をしたのがすべてのはじまりでした。

ちなみに、"Rustacean"とはRustプログラマのことです。

多くのRustプログラマは自身のことを「Rustacean」と呼びますが、これはcrustaceanの言葉遊びから来ています

はじめに - Rustプログラミング言語

この返信をきっかけに話が進み、日付変わって9月30日に開催が決定!この少し前にNetflixのLIGHTHOUSEを観て、新しいことにチャレンジしたいと思っていたので渡りに船といわんばかりのタイミングでした。

10月1日にDMで勉強会の日程などを話しあい、開催日は11月3日と4日の二日間に決定。その流れで翌日にZoomで企画会議をすることになりました。この会議は録画してYouTubeで公開されてます。
どういう質問をされるのか事前に教えてもらってないので、全部アドリブで答えてます。これが私のYouTubeデビュー作となりました。

開催日までの1ヶ月間は仕事終わりや土日を使って資料を準備していました。Rustを紹介するLTならやったことがあったのですが、2日間という尺の資料は手元にないので0から作る必要がありました。自宅にある書籍やThe Rust Programming Languageを参考にしながらNotionにメモをまとめました。トピックスの順番や階層構造をごにょごにょして、ある程度まとまってからGitHubに移動しました。

緊張と心配がOuraに見抜かれている。

勉強会当日

なんとか資料を完成させて迎えた当日は7名の方にご参加いただきました。勉強会開始前には炭火で焼いたさんまをいただきました。美味しかった。

初日は15時を少し過ぎたあたり20時ぐらいまで、私が作成した資料をプロジェクターで映して解説しました。どの程度興味を持って聞いてくれるのか心配していたのですが、そんな心配は不要でした。参加者の熱量がすごかったです。矢継ぎ早に質問が来るし、この後解説しようと思ってたことを先に聞かれて話の腰を折られたり(笑)。「Rustのこの機能はFlutter(Dart)のこの機能だね。」とか「Flutterでこのサンプルコードみたいなコード書いたらどんな挙動をするんだろう。」と盛り上がってくれてたのが嬉しかったです。

勉強会後はBBQで優勝しました。最高です。一緒に肉を食らって親睦を深めました。間違いなく今年一番笑いました。みんな面白くて良い人ばかりでした。スーパーファミコンのボンバーマンで5人対戦したのですが、一度も優勝できなかったのが悔しい。

2日目は10時から14時まで勉強会しました。初日はほぼ解説だったので、2日目は演習課題を出して実際にRustを書いてもらう時間をとりました。使用するクレートだけ指定して、あとは自分でドキュメントを読んで実装するスタイルにしました。みんながコードを書いてる間、私は詰まってる人がいないか見て回ったり質問に回答したりしてました。勉強会後はみんなでカレーライスを食べました。あ、カレーの写真撮り忘れた。

振り返り

Rustの強みやその裏にある仕組みを紹介する上で低レイヤーの知識があるとないとで納得感が変わってくると思います。情報系の学部を卒業していますが、低レイヤーの知識が不足してると思い、自習していた時期がありました。そのときに学んだことが今回の勉強会に活かされました。こんなこと書くと「当たり前だろ」と言われるかもしれませんが、人は誰かの役に立ってると感じたとき、自己肯定感が増すんだと実感しました。

おまけ

帰りのバスで参加者の方と一緒に帰ったとき、就職祝いで奢る約束をしたことをここに宣言します。こうやって公表しておけば約束を反故にする心配なし!

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