UMLは設計書だけでなく 要求分析や要件定義にも使える! とりあえず4つだけ覚えよう!
はじめに
・UMLは設計書だけでなく要求分析や要件定義などの上流工程でも使える
・特にアクティビティ図(業務フロー)はあると便利
・9つのうち「アクティビティ図」「ユースケース図」「クラス図」「シーケンス図」の4つだけ覚えておけばいい(極論的にはアクティビィ図だけで良い)
動画版
9つのUML
・アクティビティ図
・ユースケース図
・クラス図
・シーケンス図
・コンポーネント図
・配置図
・パッケージ図
・コラボレーション図
・ステートチャート
アクティビティ図
・要するにフロー図
・ユースケース(誰が)ごとに「動き」「流れ」「移り変わり」などの「何を」「どうやって」を記載する
【参考】PlantUMLのコード
@startuml アクティビティ図
| 利用者 |
start
:選手登録;
|#AntiqueWhite| システム |
:登録画面;
:データ登録;
| 利用者 |
:登録完了メッセージ;
stop
@enduml
ユースケース図
・ユースケース(ペルソナ)を整理
・ユースケース(誰が)が「何を」するかを図化する
@startuml ユースケース図
left to right direction
actor 管理者
rectangle 選手登録 {
usecase 登録
usecase 編集
usecase 削除
}
管理者 --> 登録
管理者 --> 編集
管理者 --> 削除
@enduml
クラス図
・オブジェクト指向言語(Javaなど)のクラス設計をするときに使う
・継承、実装などを可視化
・ER図に応用可能?
@startuml クラス図
package 選手 {
class 選手 {}
class プロレスラー {}
class 総合格闘家 {}
class キックボクシング {}
}
選手 ..> プロレスラー
選手 ..> 総合格闘家
選手 ..> キックボクシング
@enduml
シーケンス図
・システムの流れ(シーケンス)を整理。
・主に外部連携の整理に利用
@startuml シーケンス図
管理者 -> システム: 選手登録
システム --> 管理者: 登録完了メッセージ
システム --> 管理者: エラーメッセージ
@enduml
どうやって書く?
エクセルやパワーポイントでも良いが、テキストで書ければバージョン管理(差分比較)がしやすくなります。
PlantUMLで書くことをお勧めしています!
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