再開

何を書けばいいのか分からない。

久し振りにnoteを開いてみて、今日から何かを書こうと思い立ったのは良いが、何をどのように書いたら良いのかさっぱり分からない。今日が提出期限だった大学の卒論を昨日書きおわり、最近毎日追われるような気持ちでストレスになっていたものが無くなった。今週中はその解放感に溢れるんだろうが、それにも徐々に慣れてきて物足りなくなるんだろう。今日はとりあえず、ずっと観たかった映画を見ようと思う。

昨日アルバイトで携わっているサッカースクールでトップチームのスタッフの方とお話しした。ずっと年上だと思っていたのだが、なんと今年二十歳で、自分の3つ下だった。なのに色々とものを考えている。それが会話の中から伝わってくる。おそらくそういうのは「自分は色々と考えてますよ」と言う人は、実は大して考えてなく、本当に色々と考えている人の言葉にはそれが伝わってくるものなのだろう。もちろん色々ものを考えない人が悪いわけではなくて、そういう場当たりな生き方もあって良いけど、考えている人には魅力を感じる。

その方のnoteを読んで、自分も何か毎日書いてみようと思ったわけだ。最近、大学の近くの本屋で『書く習慣』という本を買ったばかりだ。「卒論が忙しい」を言い訳にまだほとんど読めてないけど読んでみよう。こういう本が売られているほど「書く」ことは大事なのだろう。アウトプットは必要だ。

さっきから卒論、卒論って言ってるけど、何についての卒論なのだか少し説明したい。自分は文学部英文学コースに所属しているので、英語圏の文化や文学について学ぶことになる。そこで自分は一番好きな映画である『スタンド・バイ・ミー』について書くことにした。本当は映画について書きたかったが、今回は原作について書いた。映画と原作では少し違う。

『スタンド・バイ・ミー』を観たことがある人は多いと思うが、これは4人の少年の冒険物語だ。それを大人になった主人公が振り返って語っていると言う構図が特徴的で、主人公にとってのその懐かしさ故に、観ている人も少年時代の懐かしさを感じ、感傷に浸る。今時の言葉で言えば、「エモい」。

これは大人になればなるほど響いてくる作品だとは思うが、自分はたしか大学1年生の時にこれを観て、感動し、それ以来好きな映画の一つになった。大学2年から3年にかけてアメリカに留学していた時にはロケ地に行ってみた。普段ロケ地巡りとかはしないタイプだが、この時はしたくなった。原作の舞台はメイン州なのだが、映画の舞台・ロケ地はオレゴン州で、自分が住んでいた所から車で2時間くらいのところにあった。すごく自然に溢れたところで、鳥や動物の声ばかり聞こえる所だった。そういう場所に行ったのは初めてなので、その衝撃はすごく、今でもその感覚を覚えている。

留学に行った理由は、シンプルに英語を話せるようになりたかったからだ。英語を話せる人はかっこいいと思う。話せるに越したことはない。しかし帰国してから1年半くらい経つが、英語力が留学前とほとんど変わらないくらいになってきてしまった。アルバイトでスペイン人の監督に会った時に、何か話したいと思っても言葉が出てこなかった時は悔しかった。就活でも留学経験とTOEICの点数を引っ提げて臨んだが、これでは入社後に、「君、本当に留学行ってたの?」と言われてしまいそうだ。なので今日から英語の勉強を再開しようと思う。そもそも留学中は英語でnoteを書いていたのに、、、

こんな感じで書いていけば良いのだろうか。とにかくその日や最近考えていることをできれば週に1回は書いていきたいと思う。そして自分も「書く習慣」を身につけたいと思う。noteの再開だ。

忠 稜介

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