見出し画像

007 【記録】関東甲信静数学部会+中高ICT連絡協議の話

1.関東甲信静数学部会

 今年度10月末、実施されました第77回関東甲信静数学部会においてICT活用の観点から山梨県代表の一人として発表をしてきました。

今年度は山梨県の開催(オンラインの開催ではあったが)ということで、山梨県の発表者が多く必要であるということもあり、たまたま声がかかったという経緯があります。
 内容としては、BYODの授業実践(数学Ⅱ三角関数のグラフ)についてです。

発表資料の一部

 発表の内容は昨年度実践し、県内の学習研究委員会で発表した内容をアレンジしたものです。正直なところ、多忙の中でしたので「面倒くさいなぁ」と思っていました。ですが大学の先生からの好評や、ほかの先生方の発表を聞き、非常にモチベーションをもらいました。
 嫌なことをやると学ぶことが多いな、という当たり前のことを実感しました。

2.中高ICT連絡協議

 これは最近の話ではありません。7月(?)に県内の中高の教員がオンラインで各学校の現状や課題について情報共有をする機会がありました。
 山梨県では使用するプラットフォームとして
  小中学校 → Google
  高等学校 → Microsoft
とやや歪な差があります。例えば、高等学校でオープンスクールを実施する際にMicrosoft Formsで作成しましたが、一部のChrome端末からセキュリティ面で弾かれてしまうということがありました。現在は外部(特に異校種)とのやり取りはGoogleを使うようにしております。
 ただ、今後生徒同士が異校種で交流をするようなことがあれば、このように対応するのは難しいでしょう。何をスタンダードとするか、あるいは様々なプラットフォームを使いこなせるような指導をしていくか、頭を悩ませています。
 他県の先生方、もし何か事例やアイデアがあれば教えて下さい。

3.最後に

 現在、勤務校の修学旅行で九州に来ております。(移動中のバスで執筆しています。)飛行機の座席にタブレットが埋め込まれているタイプでした。自分の前に座る生徒たちは何も説明をされていないのに、さも当然のように使いこなしアニメや映画を見ていました。Z世代と呼ばれる今の子どもたちの長所ですね。
 いろいろと考えることはあるんですが、生徒の問題というより教員側の問題であることが多いように感じます。うーん…。生徒の問題の方が何倍も楽なのに……。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?