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アンピーブルズのI Can't Stand The Rainをカバーしてみました(SlideGuitarVer)

今回は、少し渋めの選曲で"Ann Peebles(アンピーブルズ)"の"I Can't Stand The Rain(アイ・キャント・スタンド・ザ・レイン)"をやってみました。1973年の曲です。

少しマイナーな曲かもしれませんが、カバーしている人もたくさんいますし、前からやってみたかった曲の一つでした。

後で書きますが、今回は、いろんなカバーを聞き比べてみましたが、原曲に近い感じにしつつ、それにプラス、外側の装いをロック寄りにという感じでやってみました。

まぁ、アレンジというほどは変えていませんが、コピーというわけでもなく、カバーといってよいかなと。

始めのバージョンでは、Rhythm Guitar二本を録音し、ベースを入れた段階で、ワウペダルを使ったバージョンをテストしてみました。これはこれで悪くはなかったのですが、ちょっとスライドギターを入れたバージョンを試して見たらそっちもよかったので、今回はスライドギターでやってみました。

結果的に、かなりサザンロックよりなサウンドになりましたが、妻の歌とのマッチングも悪くないので、今回はその方向で行くことにしました(笑)。

GuitarはスライドギターにはGibson SGをつかってみました。
チューニングはレギュラー指弾き。
一発録りです。

歌のある部分はFront PUでトーンを絞って少しこもった音にしておいて、ソロでリアに切替て前に出すというよくあるやり方です。

アンプはFractalを使って、スライドギターにはFender Deluxe Reverb
リズムギターには Fender Vibroluxを使いました。

後半のソロももっとハイポジションで弾いた、もっとサザンロック的な要素を強くしたバージョンもやってみましたが、「少しうるさいな」と感じたので、歌を邪魔しない程度に抑え目に弾きなおしたのが今のバージョンです。

Rhythm Guitarもいろいろ試して見ましたが、今回は、56ModelのピンクのStratocasterと、2トーンサンバーストの57Modelがしっくりきたので、それで行きました。

ということで、今回はギターは3本使っています。
高音域担当のRhythm Guitar(L Ch)と低音域担当のRhythm Guitar(R Ch)に加えて、コール・アンド・レスポンス的にスライドギターが呼応するというようなイメージです。

ベースは原曲参考に適当に思いついたフレーズで弾きました。もっと詰めても良かったのですが(笑)。

DrumやPercussion、キーボードなんかは打ち込みです。

妻の歌も、渋くていい感じではないかなと思います。


<この曲の様々なバージョンについて>
ハンブル・パイ - 1974年『サンダーボックス』
ロン・ウッド - 1975年『ナウ・ルック』
ローウェル・ジョージ - 1979年 『Thanks, I'll Eat It Here』
ティナ・ターナー - 1984年 『プライヴェート・ダンサー』
ザ・コミットメンツ - 1991年 映画『ザ・コミットメンツ』のサントラ
ポール・ロジャース 2014年 『ロイアル・セッションズ』  
主なところではこんな感じでしょうか

余談ながら、私がこの曲を初めて聞いたのは、ロン・ウッドのソロアルバム「Now look」でした

しかし、ロニーのソロアルバムのバージョンでのキースのリズムギターはやばいですね(笑)ロン・ウッドのキースのギターに絡みつくような演奏も私は大好きです。

ということで、今回、これらを参考にすることも考えましたが、歌との関係性や、実際に同時に二本で弾いて掛け合いみたいにしないと雰囲気がでないかなと思いやめました。

その当時、次にこの曲を聞いたのは、ローウェル・ジョージのソロアルバムのバージョンだっと思います。もしかしたら原曲が先かもしれませんが多分。

このバージョン、ローウェルのスライドが全面に出ていて大好きでしたので、このバージョンを参考にすることも検討したんですが、バックトラックがやや複雑なので、打ち込みが面倒になりそうなのでやめました。

ということで、ベースは原曲、あるいは原曲に比較的近いコミットメンツバージョンを下敷きに、後は、適当に録音して決めて行きました。

ということで、今回、これらのバージョンを聞き比べてみましたが、結局、ギターに関しては、私自身のアイディアでいきました。

カメラはマルチカメラ6台で撮影しました。

この曲は、前からやってみたかったので、やれて良かったなぁと思っています(笑)

次は、キャロルキングからSo Far AwyとジミヘンのAll Along the Watchtowerを準備中です。



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