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The Lightning Speed Flames再び!今度は「Six Days on the Road」をやってみました。Gretsch 6120W本格初投入!

アイルランドのアルフィーさん、そして、Donryuさんと私でやっている仮想バンドThe Lightning Speed Flamesですが、今回は「Six Days on the Road」です。曲とは関係ないですが、9月に購入したGretsch 6120W本格的に初投入してみました。

前回、この組み合わせで「Mystery Train」をやった際に、これは続けたいし、面白いなとは思ったですが、50’sの曲をやる場合、ギターが二人だと構成的な問題があって、選曲がなかなかむつかしいというのが課題でした(この曲は50’sソングではないですが)。

これが前回の記事です。念のために、、、。

<選曲のきっかけ>
ストーンズの新曲アングリー。そして、前回のABBAのDancing Queenとは打って変わっての曲ですが、もちろん、このバンドならではの選曲でもあるんですが、この曲をやってみようと思ったきっかけは、私が9月だったか8末だったかに、私が福島県に出張に行ったときに、レンタカーの中で「マッドクラッチ」のアルバムの中に入っていたのを聞いたのがきっかけでした。
サブスクのレコメンドにこれが入っていて、車の中で聞いた際に「あ、これはLightning Speed Flamesでやるのにいいんじゃないか」と思ったんです。

最近購入したGretschのお披露目にも合いそうだなと思ったのもあります。
で、今回は、首尾よく、Gretsch 6120Wを初投入しました。

これを選んだのは、遊びがある曲だなと思ったのと、マッドクラッチ(知らなかったんですが、トム・ぺティーのデヴュー前のバンドで、そのメンバーを集めて再結成したバンドだそうですね)のもなかなか面白かったので、やってみたいなと。

それと、お聞きの通り、歌詞がトラックドライバーの歌で、高速で運転中に聞いたので、若いころを思い出したのもあったのかもしれません(笑)
※私は、若いころトラックドライバーを10年くらいやっていたので。

<方向性の検討>
で、方向性ですが、、、。

マッドクラッチのは、もう少し、カントリー色(原曲がカントリーロック系なので当然ですが)が強く、技術的にもしっかりしているんですが、今回は、遊びの要素を入れてラフに行きました。
彼らのは、一回目のソロがギターで、2回目のソロはピアノ。
ギターもBベンダーでもつかってそうな音ですが、そこはいったん初期化して、構成と方向性の一部を参考にしつつ、ロックンロール寄りにふって、あとは自由にやろうと思いました。

<アルフィーのボーカル>
アルフィーのボーカルはいつも通り、いい感じですね。
彼は、こういうのは似合いますね。
そして、パフォーマーとしても、動きがあっていいですよね。
まさにエンターテイナーですw。

<そして、実際のプロセス>
で、とりあえず、私の方で、ドラム、ベース、ギター2本を仮で入れておいて、仮録音のデータをアルフィーに送って、歌ってもらい、で、次に、Donryuさんに、私の弾いた仮演奏のうちの一本をオフにしておいておくって、Donryuさんのパートを録音してもらって送り返してもらいました。

何回か、方向性のテストでやりとりして、色々、やりなおしてもらったり、後は、ヤマハのシンクルームでライブセッションで出来ないかなど試したりして時間がかかってしまったんですが、なんとか仕上げることが出来ました。

ということで、今回は、前とは違ったところで、Donryuさんには、色々、試みて頂きました。

はじめはDonryuさんとフレーズとかで色々絡みをしようかと思ったんですが、アイコンタクトもできないですし、この曲、スリーコードなんですが、この曲、コードの変わりが激しい曲なので、交互にフレーズを交換するようなかんじでやるには、なかなかフレーズをはめづらかったので、今回は、「明確なすみわけスタイルで行こう」と決定し、Donyuさんには、ボトムリフを弾いてもらって、2つ目のソロをお任せする方向でやることにした感じでした(結局、仮テストで録音した時に、私が先に弾いてしまっていたので、その時点で方向性が決まってしまったという。しかもそれ、今回は、一回目に一発録りしたのがもとになっています…笑)。

その後、Donryuさんにアイディアを考えてもらい、どの方向性でいくかを話し合って決定し、撮影と録音をやっていただきました。それが戻ってきた後、テスト段階では、音のみ仮でしたので、今度は、私の方で、自分のギターを動画撮影と録音を同時にして、最終Versionに入れ替えました。

<それぞれの個性を生かした二本ギター構成>
・Donryuさんのパート
できあがったDonryuさんのテイクですが、、

ボトムリフもかっこよく決めてくださっているので、いい感じに仕上がりました。ボトムリフはR&Rの基礎ですが、これ、弾き方次第ですごくダサくなるんで、そこにも個性とこだわりを入れてくれてくるセンスはさすがだと思いました(抑揚は抑え気味でクールですが、一定の推進力があるボトムリフの弾き方だと感じました)。

ソロも、50’sスタイルでありつつ、随所に工夫があって、個性的なオリジナリティーのあるソロになっているのが渋いですね。

アルフィーも同感のようで、彼からは「Donryu played great rhythm, and I enjoyed his lead in the 2nd break.」とメールが来ました(ちょうど今、ラフを送ったので、その返事は今届いたところでしたので貼っておきます)

・私のパート
私の方のGuitarですが、これが初のGretschメイン利用曲になりますね。
音は、Gretsch ぽい音作りではないかもしれませんが、でもやっぱFenderやソリッドではでない、ホロウボディーの音はしてますねw。
音作りは、若干、歪ませ、かつ、少し曇った音にしておいて、ピックをヒットさせる瞬間に強く当てたらトレブリーな音になるようにしておいて弾きました。Gretschには、まだ慣れていませんが、それくらいのニュアンスや表情をつけられるように研究してから使ってみました(笑)。
フレーズは、チャックベリースタイルを基本としつつも、この曲に合わせたフレーズを考え、それにキースとロニーのフレーズを足して割ったような感じで、やってみました。

それから、余談ながら、ソロのアップの動画の時には、たぶん、この6120の特徴であるポジションマークの絵たちを見ることができるはずです(笑)

アンプは Fractal AxeFX2XLのFender Vibroverbを使いました。

Drumは、始めに叩いたときに2テイクほどやったんですが、その際に、撮影もしておいたので、それをそのまま使いました。V-Drumでたたいて、後から、音源をBFD3に変えてますが、基本的にはたたいたままです。

ベースはギターと同じく、動画がなかったので、今日、演奏と撮影をしなおしました。

この二曲目をやったことで、今後の方向性も見通しが良くなったので、また「不定期の定期的」って感じでやっていくめどが立った感じではあります。

<アルフィーのスマホ撮影>
このバンド、音楽性的にも、組み合わせ的にも面白いんですが、問題点はアルフィーの音声がスマホなので、処理が大変なんですよ(笑)。

スマホだと何が大変かというと
一つは「音質」。
いかに最近は音が良くなっているといっても、いかんせん、スマホですからね(笑)。なんとか、上手く処理して気にならないようにはしているつもりです。

それもあって、今回は、ギターが少し目立っているかもしれません。
なにしろ、ボーカルの音が良くないので、バランス的にこうなりやすいんですよね。音量の問題ではなく、音質の差でこうなるんです。

それを無理やりボーカルの音量を上げても、目立つのは音の粗さになるので、もう、割り切ってこうするしかないという。

それでも、色々調整はしているので、元の音よりはこれでもだいぶいいんですが。また、今回のメールでも、アルフィーには録音機材をお勧めしておきましたが(笑)

もう一つは「アルフィーのスマホのフレームレイトの設定が、私たちのフレームレイトの設定と同じになっていない」ということです。
具体的に言えば、曲の初めてぴったり合わせても、後半になるとずれてくるということです(笑)

前の曲の時に、解決方法を編み出し、今回も、その手法を使ったので、
まぁ、「ほぼわからない」くらいにはなっていると思いますが(笑)。

<冒頭のトラックの写真>
尚、冒頭のトラックの画像は、私が、アメリカに訓練で滞在していた時に撮影したものです(笑)二台とも青ですが、撮影場所は同じではありません。

一つは近くにフェンダー工場があるコロナ空港に飛行機訓練で行った際に、空港近くで撮影した写真で、もしかして、このトラックにはFenderギターが満載だったのかもとか妄想すると夢がありますね(その時は、そんなことは考えていませんでしたが)。

もう一つはLAXの近くで飛行機を撮影してる合間に撮ったんですが、よくみると背景にエアバスが映りこんでますねw

<このバンドの今後>
The Lightning Speed Flamesでは、今後も乗り物をテーマにした曲を選んで、それをテーマにアルバムを作ろうかと冗談を言っております。
とりあえず、このバンドように、いくつかバックトラックを作り始めています。

しかし、やりかけの曲がどんどんたまっていく(笑)


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