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The Doobie BrothersからListen To The Musicをカバーしてみました(海外のミュージシャンとのコラボ編)

今回は4月に来日を控えているThe Doobie BrothersからListen To The MusicをStuとやってみました。この曲、良い曲ですよね、歌詞もいいですしね。
私はドゥービーブラザーズはトム・ジョンストンの時代のが好きです。
で、色々考えた末にこの曲をやってみようと思いました。

で、いつも通り、Stuに提案したら、いつも通りやろうということに、、、。なんでもぱっと歌ってくれるStuはありがたい音楽友達です。

実は、これとりかかったのはだいぶ前なんですよね。
Jeff Beck先生の追悼のこともありましたし、後は、バンジョーの故障(後述)もあったので、結構、時間がかかってしまいました(笑)

Stuは「いつも通り」ですね、今回はコーラス部分の映像編集は、Stuが自分でやってくれました。Stuは歌と映像を別撮りして送ってくることが多いですが、今回は、どうやらライブ収録のようですね。

コーラスもいつも通り素晴らしいです(笑)。

<ギター>
エレキギターは今回は二本使いました。
両方ともStratocasterを使っています。

しかし、この曲はリズムがやぱり難しいですね。原曲のように「軽快ではねた感じ」にはなっていないですが、まぁ、仕方ありません(笑)。

余談ながら、展開部のところのリフっぽいところはジミヘンぽいですよね。
展開部の部分、始めに撮影した時に、うっかり同じのを2回ひいてしまって、後から、「あれ、リードフレーズ弾いてないわ」と気づいて、撮影しなおしたので、服が違っていますし、結果、この部分だけエレキ・ギター3本になってます(笑)。

後半のソロは、似た感じでアドリブで弾きました。

リズムの方は明るめで歯切れのよい56Model(ピンクの方)、ソロは粘りのある57Model(2トーンサンバースト)のを使っています。

アンプは色々調べましたが、当時の情報があまり出てこないので、リズムをマーシャル、ソロをデラックスリバーブでやってみました。

出てきた情報のなかにマーシャル、ハイワットあたりがあったので、色々試してこれでやってみました。ただ、ギター側のヴォリュームは6まで絞っています。

マーシャルはどうしても歪み物のイメージがありますし、クリーントーンのイメージには合わないのですが、確かにああいう音もセッティング次第ででなくはないんですよね。後は、ギターやアンプがどうというより、本人の弾き方の問題が大きいのだと思いますね。

ちなみにトム・ジョンストンの愛用ピックはジミーペイジと同じヘルコだそうです。今回もそれを使って試しましたが、この手の曲であのピックは硬すぎますし、あのピックは良くも悪くも引っかかるので、やめました(笑)。ご本人曰く「すり減らないから使っている」のだそうです。

Guitar:1 Rhythm Guitar Fender USA 56's Stratocaster American Vintage 
Fractal Axe FX2 XL : Marshall SLP1959 Treble 1

Guitar:2 Lead Guitar Fender USA 57's Stratocaster American Vintage
Fractal Axe FX2 XL : Fender Deluxe Reverb

Acoustic Guitar : Ovation Collectors 1993 Model
マイクはRodeのNT2

<バンジョー>
この曲、原曲にバンジョーが入っているので、今回はバンジョーも使いました。バンジョーは若い頃に持っていたのですが、行方不明になっていたので、中古で1万位の安いのを買いました(笑)。

寺田楽器のもののようで、幸い、メンテしたら使えそうな状態でした。ただ、ヘッドが古そうだったので、これを交換。

交換したヘッドのサイズが微妙に合わず、その後、色々トラブルが起きて、それをなんとか工夫したんですが、もうひとつ、決定的なところで、5弦のペグが壊れていて5弦が使えない!

で、いつもギターのメンテナンスでお世話になっている奈良のキングピンズギターサービスさんにもっていって修理しました。

バンジョーはこの曲では5弦を2弦と同じ音にチューニングした変則オープンGでやりました。

フレーズは完コピではなく、似た感じで適当に入れてます。そもそも指でピックを使わずに弾くバンジョーなんて邪道ですが、まぁ、サムピックを使ったあのスタイルは苦手なので、これでいきました。

バンジョーは、この曲のためだけに買ったわけではないので、また機会があれば使うつもりです。

<ベース>
ベースがやっぱり難しいですね。いつもベースが難しいと書いてる気がしますが、自分はベーシストではないので、ある意味当然ですが。
ベースには軽くChorusをかけています。

<ドラム音源>
ドラム音源は今回はSuperior Drummer3を使いました。

<ミックス/展開部のエフェクト>
イコライザーはAPIのを使っています。後は、よく使っているStuderのA800などなど。なんだかんだ、楽器も多く、コーラスもありますし、曲自体がそれなりに音が多いので、その分、結構、細かくミックスでバランスを取ったり調整をしたりしています。この辺りは勉強になりますね。

展開部のところのエフェクトはフェイザーとコーラスとADTのプラグインを使って、再現しています。原曲はもっと効果が激しいですが、一応、似た感じにはなったかなと。

<映像編集>
映像はサビの部分はStuが3分割で用意してくれたので、自分の方は、それに合わせて画面上に、サビ以外のところは、左にStu、右側に自分の映像を配置してみました。今回は映像効果はなにも使っていません。シンプルに仕上げました。

<最後に>
こういうご時世でいろいろありますが、音楽で楽しい気持ちなることができるのは幸せなことだなと感じます。いやぁ、「トムさん良い曲をありがとうございます!」と言いたいですね。

あっ、来日ありますが、ライブのチケットは買いましたので参戦を予定しています。それにしても高いわ。まぁ、しかたありませんが。

皆さんのコメントお待ちしております。

次回の候補はいろいろありますが、また、明日考えて、明日撮影してみようかなと(笑)。

ではでは。


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