The Yardbirdsから日英米のミュージシャンでHeart Full Of Soulをやってみました。
今回は、アメリカ人Stu、イギリス人Davidさんと私でヤードバーズからHeart Full Of Soul(邦題 ハートせつなく)をやってみました。
※よっしーさんとオフ会ではなしていたときだったかな。この曲の話題になった際に邦題を思い出せずにいたら、さっと思い出していました。流石です。
こんな感じです!
この曲は、クラプトンからJeff Beckにギターが変わったところでやった曲でしたよね。
元は、シタールを使ってやろうとしたけど、上手くいかず、Jeff Beckがファズを使ってやってうまくいったので「そのまま仕上げた」とか、読んだか聞いたかした記憶があります。
曲は65年なので、シタールを使っていたら、もしかしたら、時期的に、「初めてシタールを使ったロック曲」になっていたかもしれませんね(奏者はインド人だったそうで、一緒にStudioに呼んだタブラ奏者だけは、そのままつかったそうですが)。そういうこともあってか、Wikiアメリカ版では、ラーガロックとなってました。
原曲を録音したのはロンドンのAdvisionだそうです。
ちなみに、この曲、欧米では評価が高いようですね。
<ボーカル>
ということで、今回は、Stuとディビッドさんの二人に参加してもらってやってみました。お二人ともにボーカリストですからダブルボーカルでやってます。
選曲してるときに、「二人に歌ってもらったら面白いかな」と思って、私から誘いました。
まずは、私の方で作成した仮のバックトラックを二人に送って、先に二人に歌ってもらい、最終的に、それに合わせて、私の演奏を、撮影&録音しなおしました。
なかなか面白い出来ですね。
ボーカルは贅沢なことに、二人ともに、全編、それぞれ歌いきっておいてもらって、私の方で、編集しました。
この辺りは、二人とも大人だし、全然こだわりなく、お任せしてくださるのでやりやすいです。信頼してくれているようですし、うれしい限りです。
まぁ、よくある「交互に歌っている感じ」にして、「2番とかでは、歌っている部分を逆にして」みたいな感じでやり、「サビだけは、時々二人の歌を重ねる」というような感じでやりました。
デイビッドさんの歌い方はかなり崩しているので、「どうやって二人の歌を生かすかな」と考え、こうしてみました。
これにはDavidさんも、「思いつかなかった! おもしろい」といって喜んでくれていました。
Stuは、「Ryoがやるなら、なんでも大丈夫なので、まかせておけばOKだ」みたいな感じでした。彼はいつもこうなのでw
デイビッドさんは、スーツ。自ら「MIB見たいでしょう?」とメールが来ていたので、狙ってやったようです。
こんな感じです。
I was just trying to get that 60’s (Gangster? Men In Black?) feel and have fun with it.
Stuと私は、このDavidさんの路線を見て、二人ともそれに合わせる感じでいきました。
<ギター>
この時代のJeff Beckはエスクワイヤーを使っていましたので、私もTelecasterで行きました(簡単に言えばエスクワイヤーはTelecasterの1PUModel)。
原曲ではファズを使っていますが、私は、ファズは使わずやりました。
音のひずみはミキサー側でやってます。
これは、一人でソロ部分とリズムを弾くのと、それをヴォリュームの音量差だけでやっているので、この方法でやった感じです。
要するにエッジの効いたえぐい音になれば、だいたい雰囲気は近くなるかなと。
Guitar は Fender USA 51's Telecaster Vintage Reissue 88。
ギターアンプは Fractal Axe FX2 XLのFender Deluxe Reverbを使いました。
アコギはOvation 1993です。
<ベース>
ベースは、だいたいの感じで弾いてます。印象だけで音を拾って、そのまま弾いてるので、原曲とは少し違っていたかもしれません。
<ドラム>
これは今回は打ち込みです。
<撮影>
これもいつも通りですが、今回は、3カメラ使いました。
ギター×1本とベース、それにアコギです。
今回は、曲が始まる前の余長の部分を長めに取らなかったことで、大失敗しました。
というのも、録音や撮影する場合、「まず、DAWの録音を押して、その後、急いでカメラ3台分の録画をリモコンで操作する」んですが、一人でやっているので、操作をする時間が必要なので、曲が始まる前に10-15秒取るんですが、それを短めにしてしまっていたので、ギターを弾くポジションまで戻り切る前に、曲が始まってしまい、それで何度もやり直して、疲れ切ってしまいました(笑)。
演奏が始まる前にゲームオーバー状態みたいになるという感じなわけですw
これはミスりましたね。
<ミックス>
まぁ、一応、60年代風にはしてますが、今回は、ボーカルも二人ですし、ほどほどでやっています。
<映像編集>
日曜には撮影し、その日のうちに映像も大体仕上げたんですが、その後、仕事でバタバタしていて微調整する時間がなく、結局、二週間コースでアップしました。
見て頂いた通り、色々やってますが、実は、そんなに時間はかかってないです。
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